- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479306634
作品紹介・あらすじ
マダム・シックと離れてアメリカに戻った著者は、パリで学んだミニマムな暮らしを、カリフォルニアの自宅で実践する。出かけない日でも身ぎれいにする。やる気を出す「タイマーお片付け」。家族の団らんを「イベント」にする。他人を変えようとするのはシックじゃない。年齢を重ねるほどシックになれる。シリーズ累計100万部のベストセラー第2弾、待望の文庫化!
感想・レビュー・書評
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家事も片付けも家族との日々の会話も怒ったりイライしたりしながらやっても、楽しんでしてもできることは同じ。
だから毎日何をするにしてもどうせなら楽しんでやろうと思わせてくれた本。
予定がなくてもきちんとおしゃれすることで毎日おしゃれするのが当たり前になるし、自分が美しく思えて、幸せな気分になれる。それが周りの人にもいい影響を及ぼす。
・*好きな言葉集*・
9ページ
自分らしくあれば、夫やパートナーと意見がぶつかった時も、冷静でいられる。「不思議な魅力」が「心のおだやかさ」のことだとすれば、「自分らしくある」というのは、「心をおだやかに保つことを最優先すること」。
71ページ
すべては、あなたの態度しだいで決まること。あなたがアファメーションでポジティブな言葉を唱えて、頭だけで信じようとするのではなく、心の底から信じることができれば、暗闇のなかにきっと光が射してくる。
117ページ
いつどんなときでも、「いま、この瞬間」こそすべてだということを、はっきりと認識しよう。どんなことをするときも、心をこめて、やっていることに集中しよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『不思議な魅力』(ジュ・ヌ・セ・コワ)は、おだやかな心から生まれる。
どんな状況になっても、おだやかな心でいることはとても難しいけれど、そうありたい。 -
大好きなシリーズの本!
ずっと読みたいと思っていて、図書館で見つけたので迷わず借りてきました。
これからの暮らしが楽しみになるような内容が沢山詰め込まれていて、どんどん読み進めました。
今この瞬間に心を集中させて、唯一無二の自分の人生を心から楽しんでいきたいと思いました。 -
毎朝この本を開くのが楽しみでした。
35
居心地の良い家庭を築くことに誇りと喜びを感じている。それは人生の喜びの一つ。それには家のことがうまくいっていなければならなき。家庭生活が喜びに満ちていれば、外に出ても自信を持って楽しくやっていける
37
家のことが大好きな人たち
家のことに対する考え方がポジティブ
家事や雑用も楽しむ
41
自分の態度は前向きか?後ろ向きになっていないか?
193 ディナー
・母親は給仕スタッフではない。夕食はグランドフィナーレ。
・子どもにマナーを教えるときは楽しそうな口調で。そのほうが子どもも興味を持ってくれる。
「どうやってフォークで食べるんだろう?」と考える。
・せっかくいいものを持っているのに、なぜか冴えない格好をしている
・ホームパーティーの目的は「親睦を深める」こと。すごい!と思われることではない
・「こうしてほしい」と思うことは他人に押し付けるのでなく、自ら実践して示し続ける。私の家は、夫の家でもあり、子供の家でもある。
・子どもは、自分でちゃんとできることを大人に見せたくてたまらない
・音楽片付け
・子どもたちにとって、おやすみ前は心ときめくひととき。おやすみ前にすることはすべて、子どもたちには特別な意味があって、大きな安心感を与えてくれる
【やってみようと思ったアクションプラン】
・1日1食(夕食に心を込める)
・夜寝る前のルーティンを作る(私と佑太)
・朝食用のテーブルセッティングをしておく -
ベストセラー本の続編。
フランスに留学し、マダムシックのシックなライフスタイルに感銘を受けた著者だったが、アメリカに戻り、仕事と子育てに忙殺されるうちにシックとは、程遠い生活に逆戻りしてしまった。
そんな中、再びシックな生活を取り戻そう、フランスにいなくても、フランスにいるように生活できるはずと、試行錯誤したのが本書。
シックに暮らすとは、暮らしの達人になるということ。
暮らしの達人とは、日々の家事を楽しんでこなす。
そのコツは、曜日ごとにやることをあらかじめ決めてしまうことだと著者は推進する。
そうすれば、毎日の家事がルーティンになって、さほど頭と気力を使わなくてもこなせるようになる。ただし、ひとつひとつの作業は丁寧に心を込めてすることが大切。
休みの日で家にいる日でも、メイクをして着替える。
家事をするときはエプロンを。
夫や子供に対してガミガミ言うのはやめる。
特に夫はパートナーであって、自分の子供ではない。夫の母親にならないように注意。
して欲しいことがあるとき、やめて欲しいことがあるときは、優しく、ユーモアを交えて伝える。
片付けの秘訣はすぐやること。あとでまとめてと思ってるうちに散らかってゆく。
朝はバタバタするから、できるだけ夜のうちに翌日の準備をしておく。
運動は、わざわざジムに行かなくても日常でできる。エスカレーターを使わずに階段を使う。一駅分歩く。車を使わない。こまめに掃除をするなど。
献立は1週間ごとにあらかじめ計画を立てておく。
目的もなく、ダラダラとテレビをつけておくのは子供の教育にも良くない。集中力が養われず気が散りやすくなる。
注意しなければならないのは、自分で決めたルールを夫に押し付けないこと。あくまでも協力を求める。
子供がいると病気や怪我などで予定が狂うのは当たり前。
予定はあくまでも未定であって、変更は何度でも起きることを肝に銘じておく。
そして、予定変更の流れには逆らわないこと。
日本の禅には、「活動しながら行う瞑想は、静けさの中で行う瞑想の千倍優れている」と言う言葉がある。
フランス人は、オンとオフを明確に分けない。
オンだから取り繕ったり、オフだから、ダラダラしたりということがない。
子供と大人の線引きが明確で、大人が子供に合わせることはない。
前作のマダムシックもそうだし、本書のロールモデルもそうだけど、基本的に家にいる時間が長い専業主婦または時短労働、自営業女性向けの指南書。
毎日3食手作りなんて、ワーママには無理。
家事を丁寧にというのは、ワーママにとっては理想論でしかなく、効率が一番大事。 -
生後2ヶ月、赤ちゃんを育てて寝るだけの毎日でしたが、この本を寝る前に少しずつ読み進めました。読み終わると、普段の生活も少しづつ楽しく暮らすヒントが隠されている気がしてとっても良かったです。また生活が乱れてきたらまた読みたい本です。
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こういった本によくあることだが、やはり1作目だけで十分と感じる内容だった。シリーズでいろいろ出ているがどれも似たり寄ったりで、エッセイ本として読むぶんにはそれぞれ楽しいのかもしれないが、あまり役には立たないだろう。
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品のいい暮らしって感じ、
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凛とした女性になるにはまず自分から
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タイトルからだいぶ離れていっているのが残念。フランスのことは時折思い出したかのように触れられる程度で自分流のライフハックになってしまっている。