- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479681717
作品紹介・あらすじ
どこを切ってもミウラシヲン(よそゆき仕様・自社比)が迸る。2012年度本屋大賞『舟を編む』に続く、待望の最新エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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しをんさんのエッセイ。まえがきに書かれていたけれどお友だちからお願いしますというタイトルは夢と希望がめいっぱい含まれていて素敵。本編は爆笑必至。おもしろいだけじゃなくしっとり系というのか生き死にのことや黄昏時の切なさとか箸休めみたいなのもあってなんて素敵なエッセイなんだろう。楽しかった。
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しをんさんのエッセイは初読みでした。
マナーや旅をテーマにしたものもありますが、しをんさんが、ゆるーい日常をつづったエッセイというように共感できる話や、思わず笑ってしまう話など楽しく読めました。
しをんさん、こちらこそお友達からお願いしたいです。 -
【世の中は刻々と変化しているけれど、どういう瞬間に幸せだと感じるか、どんなアホ話だと友だちと笑いあえるか、などの基準は、自分のなかであまり変化がない。つまり、それらが私にとって、とても大切なものだということなのだろう。】
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しをんさんのエッセイも、初期の頃からみると落ち着いた感じな印象。旅での話、普段のちょいとしたこと、どれも短いながらにしをん節が見られてこちらから「お友達からお願いします」とお願いしたいところ。しをんさんみたいな人が身近にいたら楽しいだろうな。
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笑いました。
三浦しをんさんのエッセイにハマり気味。
作家はこんな風に考えているのかとか、言葉をこんな風に捉えるのかと思える部分と、口が悪いけど語りが上手い(笑)という部分の合わせ技で攻められます。
「今年の干支」の出てくる節があり、今、この本と出会えて読めたことがラッキーだと感じました。 -
面白かった!
かなわんブギと果敢な国際交流が特に好き。しをんさんとご両親とのやり取りも、端から見たら面白すぎる。三浦しおんさんのエッセイ、もっと読みたい。 -
確かに男子高校生ってすごい多人数で固まってるな〜!役割分担の話めちゃくちゃ興味深かった。性差って言葉が使いづらくなってきてる昨今だけど、やっぱ男と女の集団って違うんだなあ。
戸来村のキリストの墓を見に行った話で、GHQがキリストの墓を見に来てたから米兵にチョコレートがもらえたっていう歴史的エピソードに「死してなお、地域に貢献。さすがキリストだ。」という謎の感想がついてるの笑ってしまった。
旅行の後に汚い部屋に帰るのが嫌なのめちゃくちゃわかる…いや部屋をきれいにしろという話なのですが… -
ご本人曰く「ゆるーい日常をつづったエッセイ」。
2012年の作品なので、話題に少し古さを感じるものの、今読んでも面白い。三浦しをんさんと、是非お友だちになって、一緒にお蕎麦屋さんでテレビをみたいです。 -
名前は知っていたが、どんな作風なのか、何歳くらいの人なのかも知らずに読んだエッセイ集。全体的にゆったりのんびりと日常の出来事をユーモアを交えて綴っており、肩肘張らずに読める。
日々をバタバタ過ごしている風ではなさそうで、平日の昼間に市民プールに行ったりと、仕事してる感があまり出ていないのがエッセイに良い雰囲気を醸し出している。仕事も兼ねて遠出することもあるようだが、派手さも金持ち感も無い。なので、共感できる部分も多い。
個人的に仕事でよく利用する小田急線沿いのことが度々出てくる。登戸駅の掲示物がドラえもんモチーフになっている理由を本書で初めて知った。仕事上でただ通過している駅にたまには立ち寄って、のんびり散歩でもしてみたくなった。 -
小説しか読んでなかった三浦しをんさんのエッセイ
面白おかしく読んでいた。
自らの事をブスブスとあまりに強調するので
ネットで検索してしまった。
どこがブスなんだろう?
美女とは言えないけど嫌いではない顔つき
人を嫌な気分にさせなければブスじゃない
偉そうにそう思いつつ改めて読み進めた。