- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479681724
感想・レビュー・書評
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「ずっと本屋さんでそれぞれ立ち読みして」
教訓、本好きとの待ち合わせ場所に本屋を指定してはイケナイ。。。「ずっと本屋さんでそれぞれ立ち読みして」
教訓、本好きとの待ち合わせ場所に本屋を指定してはイケナイ。。。2013/03/13
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本屋さんで待ち合わせはしたことがありませんが、きっと本に夢中になって待ち合わせをしていたことを忘れそうな気がします。
本当にしをんさんという人は本が好きな方なのだなぁと感心しきり。
今TVドラマでやっている便利軒も大変おもしろいですが。
きっとたくさんの読書があの愉快なエッセイや小説にいかされているのであろうと思われなくもなく。
そういや昔読んだ小説を誤解して覚えていることがあるのではとはっといたしました。
学生の頃、教科書に載っていた本をもう一回読んでみるかしら。 -
次はどんな本を読もうか、好きな作家さんの本は全部読んでしまった、新しいジャンル、新しい作家さんの本を読んでみたいけど、なんかしばらく読んでからハズレとか思っちゃうのもやだし、と本中毒のクセにバンバンと挑戦できない小心者の私にはありがたい本です。
紹介されている本は90冊くらいかな?1冊紹介するたびに1~3頁で完結するエッセイみたいな感じで、読んだ本の感想が綴られている。
ベッドの脇にメモ帳とシャーペンと一緒に置いておいて、寝る前にパラパラと見ては、これ読みたい!と思った本をメモする。今は、2章まで読んでところで、メモしたのが10冊くらい。昨日図書館へ行って在庫だった5冊を借りてきて読み始めている。
本好きの友だちと『本屋さんで待ち合わせ』して、「ねぇ、最近何読んだ?」「あ、これ、面白いよ、あのさぁ、ここに出てくる人がね、、、」って会話してるみたいな気分で読める。 -
三浦しをんさんの書評本です。
以前、しをんさんの「三四郎はそれから門を出た」と言う書評本を読んでめちゃくちゃ良かったので、今回も楽しみにしていました。
しをんさんの書評はとにかく本への愛が溢れています。
そして驚くべき読書量と、読書の幅の広さ。
年代・ジャンル様々。
自分はなんて偏った読書しか出来てないんだ!って改めて思います。
紹介されている本はほとんどが私の守備範囲外!
でも何故か読みたくなるしをんマジック。。。
実際その本を読んでも、しをんさんの書評ほどには楽しめないだろうし、なんなら書評の方が面白いんじゃないかと思いつつ、どうしても読みたい本が数冊ありました。
そして何より面白いのは、やはりあとがきのBLの本紹介。
エッセイでもよく書かれていますので、しをんさんが漫画やBLが大好きな事は知っていましたが、それにしてもこのあとがきでは愛が迸りすぎてやいませんか(笑)
ついうっかり読みたくなってしまったよ! -
ヤクザやBL話にがっつく著者。
落ち着け、直木賞作家なんだから。
とツッコミつつ、最高だぜ!と笑う。 -
しをんさんの読書の幅広さに感服です。難しそうなタイトルの本でも、しをんさんが紹介すれば、分かりやすく面白そうに思えるので不思議です。色々と手にとってみたいと思いましたが、中でも東海道四谷怪談は今まで映像で少しみた限りなので、読んでみたくなりました。しをんさんとお友達になって、本屋さんで待ち合わせて、書店や古本屋でたくさん本の話を聞いてみたい!
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ものすごく本への愛がつまった書評集でした…!
読み手として、書き手として、評価をされていて、一冊一冊読みたくなってしまいました。
ジャンルがバラバラですが、どの本も、しをんさんのユーモアな書評で、いきのいい魅力的な本へと変身しています!(^o^)