いい人病 ~ゆがんだ人間関係をやめる処方箋~

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479772149

感想・レビュー・書評

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  • 他者思考に陥る原因は、物事を決定するエネルギー節約のために、他人の基準に考えることを委ねていること、なるほどです。
    まずは弱い自分も認めつつ、どうしたいのか?期待して、その通りにならないときに不満を感じる他者思考はいわゆる自己中だと、なるほどです。
    他者に振り回されない考え方
    「他者の目が気にならない自分をイメージ」「どうにもならない現実と向き合う」「フォーカス部分を変える」「一部だけにとらわれない」「他者の目を戦略的に受信しない」など
    全体としては書いて頭を整理する、いわゆるアウトプット、外在化がよいとのこと、これはどの本でも共通してますね。

  • 人間関係等で精神状況が不安定な際に読み、心が軽くなった。

    ・いい人病の人は他者思考であり自分思考で考えることで人間関係を改善していこうという話。
    ・とても良い考えだと思った。他者評価軸ではなく自身の興味軸で考えていく自分思考で考え方を楽にする。
    ・例えば、友人へプレゼントを送る際友人の反応を気にしすぎてあまり喜んでもらえなかったなど考えてしまうのは他者思考、自分思考でプレゼントをあげたいのは自分、自分が選んであげることが楽しいのであって、それで相手も喜んでもらえればさらにハッピーと考える。
    ・人間関係だけでなく、他者の言うことや期待に惑わされない考え方。
    ・情報は鵜呑みせず取捨選択する。
    ・メンタルは弱くても良いから弱さを認識してどう成長するかを考える。
    ・気遣うでなく配慮する。あくまで自分思考で自分勝手にならないように。
    ・自分の弱さを認めて、頑張りすぎないように。
    ・きのこをとって食べたらあたった。だからもうきのこはとらない。これば振り回されている他人思考。制約を増やせば良いと言うことではなく、できることを考える。インストラクターと一緒にいくなど対策はあるはず。
    ・最悪なケースを事前に想定しておき、くらべてまだよかったと考える。
    ・悩みや不快感を文字に起こして、考えてみる。
    ・小さなことから自信をつける。大きな仕事も細分化して手をつけて完了を積み重ねていく。
    ・現状維持も悪くない

  • 他人に気を遣いすぎて疲れることはありませんか?
    一旦「いい人」をやめてみましょう


    配置場所:1F学生選書
    請求記号:146.8||Ta 77
    資料ID:W0193395

  • 他人思考と、自分思考みたいな問題提起は納得できたけど
    それに対する解決策は自分的にはあんまりしっくりこなかった。。。

  • 結局、自分思考を大事に、ということらしい。まぁ、確かに他者思考というか人からどう見られているとか、あの人がどう考えているか、ということが気になりすぎてしまうと人間、身動きがとれなくなるもの、もっと”自分自身”と”今”にフォーカスしてあまり先々のことは思い悩むことなく、行動することが大事なのでしょう。

  • 東2法経図・6F開架 146.8A/Ta77i//K

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著者プロフィール

玉川 真里:元自衛隊の臨床心理士。NPO法人ハートシーズ理事長。1973年岡山県生まれ。1991年に陸上自衛隊に入隊。女性初の大砲部隊野外通信手として活躍する。2008年、陸上自衛隊において現場初の臨床心理士として、最も自殺率の高い職業といわれる自衛隊の自殺予防対策を任される。より多くの人の心を救済したいとの思いから自衛隊を辞め、資産をすべて投入してNPO法人を設立。年間2000件を超える相談を受けている。著書に『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』(サンマーク出版)、『折れない 凹まない 振り回されない “心のクセ”を変える6つの方法』(大和出版)がある。

「2017年 『イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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