虐待で傷ついたこころのための本

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479780502

感想・レビュー・書評

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  •  『凍りついた瞳(め)−子ども虐待ドキュメンタリー−』の原作者が本の出版をきっかけに読者から多くの手紙を受け取ったのがこの本のきっかけになっているようです。読者からの手紙をもとに書かれていますので、語り口は柔らかく、でもこころの叫びがとても伝わって来ます。

  • (blogからの転載のため文体が違います。注意)

    図書館でなんとなく借りてきました。
    私自身に虐待された記憶はないはずなのですが、
    (でも考えると頭が痛くなる)
    試しに読んでみました。

    本では、虐待を受けた子供の声だけでなく、
    虐待してしまった親の声、
    そして虐待をうけて育った人の声が
    掲載されています。

    とても読みやすい行間で伝わりやすいです。

    虐待は親子のすれ違いでおこっているということが伝わる本です。
    そして、自分をたいせつにしようということが
    説教くさくなく、
    やさしく語りかけてくれます。

    少しだけ楽になれました。

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著者プロフィール

作家・ジャーナリスト。
主な著書に、『凍りついた瞳2020』(編著、集英社、2019)、『がれきの中の天使たち』(集英社、2012)、『愛されたいを拒絶される子どもたち』(集英社、2007)、『新凍りついた瞳』(集英社、2003)、『親になるほど難しいことはない』(集英社文庫、2000;講談社、1993)、『虐待で傷ついたこころのための本』(大和書房、1998)、『ちいさなわたしをだきしめて』(集英社、1998)、『家族「外」家族』(集英社、1997)、また、著書を原作とした漫画化作品に『愛ときずな』(絵:ごとう和、秋田書店、2010)、『凍りついた瞳』(絵:ささやななえ、集英社、1995)など多数。

「2019年 『イギリスの子ども虐待防止とセーフガーディング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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