トクする結婚。ソンする結婚。―ふたりで楽しく人生を分かち合う方法

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479780717

感想・レビュー・書評

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  • さばさばと、切れの良い進み方。

    P152
    ちゃんとできなくてもいいじゃないって開き直ればいい。みんな失敗したりうまくいったり、デコボコしながらやっているんだもの。
    完璧なスタイルを貫こうと思ったって無理なんだから、むしろ、いかに困難や対立を乗り越えて周囲と現実と折り合いをつけていくか、そういう部分で自分らしい働き方を見つけていったらいいんじゃないかと思う。

    P177
    自分も他人もアメーバだから変わっていくということと、結婚にしても恋愛にしても、世の中に絶対ということはない、ということを思いめぐらしていればいい。

    P184
    自分の人生を生きようと思ったら、本当にいくつになっても遅すぎるということはなくて、結婚してからでも母親になってからでも、50歳、60歳になってからだって、十分できるはずだ。今さら遅い、なんてことはない。

    P198 これからはかたちより気持ちの時代
    お互いの柔らかな感性や傷つきやすい部分を共有していくことだ。

    P202
    長期間別居をしていれば、あるいはもうこわれていると考えられれば、離婚は認められるという傾向になっていくだろう。

    P203
    今は凄い過渡期の時代だから、一人ひとりの可能性は広がったとも言えるけれど、ある意味ではシンドイ時代でもある。

  • 大学の課題で読みました。
    結婚というものに対して自分が思っていた考えと著者の考え方がとても似ていたので、共感できる部分も多く、また、自分が思いすぎていた点はしっかり訂正されて良い考えができるようになったような気がしました。

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著者プロフィール

1955年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。参議院議員、弁護士、学習院女子大学客員教授。弁護士として夫婦別姓選択制や婚外子差別、外国人差別、ドメスティック・バイオレンス、セクシュアル・ハラスメント、刑務所などの問題に取り組む。98年7月の参議院選挙で社民党比例区から出馬し初当選。2001年10月、社民党幹事長に就任。現在、環境・人権・女性・平和を4本の柱にすえて、国会内で活躍中。
著書に『使いこなそう! ドメスティック・バイオレンス防止法』『福島瑞穂の新世紀対談』『福島瑞穂の時代探検』(以上、明石書店)、『楽しくやろう夫婦別姓』(共編著、明石書店)、『あれも家族 これも家族』(岩波書店)、『裁判の女性学』(有斐閣)、『「憲法大好き」宣言』(共著、社会思想社)ほか多数。
http://www.jca.apc.org/mizuhoto/

「2003年 『福島瑞穂のいま会いたい いま話をしたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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