- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479785293
作品紹介・あらすじ
家事、仕事、人付き合い
ままならないことも多い日々を、
機嫌よく乗り切っていくヒント
本書は、「暮らしのおへそ」編集ディレクター・イチダさんが、
暮らしの中での発見と工夫を一年を通して綴った実践録です。
時には落ち込んだり、壁にぶち当たったりしながらも、
それでも前を向いて、日々を乗り越えていく。
無理せず、今の自分と向き合い、毎日少しずつ成長していく。
そのリアルな様子には、これからの暮らしの助けになるヒントが
たくさん詰まっています。
日常を大切に生きていきたいと願うすべての人に読んでいただきたい一冊です。
感想・レビュー・書評
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一田さんの1年間の記録。
今日より明日が良くなるように、少しだけ頑張って見ようか。
料理や掃除、今より少し丁寧にやってみよう。
年齢を気にせず、新しいことに取り組みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「丁寧な暮らし」への風当たりが強い昨今ですが、何を買うべきか、買った物をどう扱うかという事より、どうしたら気分が良くなるかが知りたくて「丁寧な暮らし」系の本を読んでいます。
一田さんのお母さんが故郷から東京に出てきて、駅でぶつかった人に、「ごめんなさい」と深々と頭を下げたことに(私見ですが、牧瀬理穂のJRのCMを思い出した)、一田さんが「ああ、私は、毎日なんて心をなくして、ここを歩いていたんだろう」と反省する場面があって、そういうのが本当にいいなと思いました。
気分良く暮らすには、まず自分が大人にならないとなー、という感じですね。 -
文章が好き
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい ◯
その他
きっと何度読んでも、私の背中を後押ししてくれる本。
『人生のお楽しみは「多様性」の中にあると感じています。』
一つのことにこだわりすぎずに、いろいろなことに興味を持とうということ。
歳を重ねてきて、まったくその通りだと思います。
若い時にやってこなかったことを後悔するヒマがあったら、今からでもいろいろなことにチャレンジしたい。 -
日常のエッセイがほっとする。穏やかに毎日過ごしたいと思える一冊。
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この手の「丁寧な暮らし系」のエッセイは一歩間違えると丁寧の押し売りみたいになるけどこの本は色々とちょうどいい。
紹介されている本も面白そうなものが多くて読みたいし、味噌豆乳のスープも絶対作るぞ! -
共感出来る事がいっぱい
ゆっくりほっこりやさしく
毎日を過ごせたらそれだけで幸せなのだ -
何者でもない私の軸を太くしてくれる世界
自分の長所を自覚するとそれを利用することができる
不安になるのは誰かの目を気にしたり、評価に心が揺れたり、「自分がどうしたいか」から離れてしまったときという言葉が沁みた -
日常の暮らしの中にある気づきを綴ったエッセイでした。
その中で上手くいかない自分を受け入れて向き合うことや、役立つことではなくて役に立たないことで新鮮さを味わったり、年齢をかさねてもなお、敢えて、できないことに挑戦したりする著者の感覚が素敵だなと思いました。 -
一年を通して綴られる日々の記録。
本を開いたとき、今日と同じ日付だとなんだか嬉しい。
意識していたいのに忙しない毎日でつい見落としてしまったこと、これまで意識してこなかったからこそ発見したこと、どこから読んでも日常で大切なことの発見や再確認できる内容。
生活する上で心に留めておいたら、オンでもオフでもより豊かに暮らせそうなヒントがいろいろ。