本当に大事なことはほんの少し~料理も人生も、すべてシンプルに考える生活術

  • 大和書房
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本棚登録 : 459
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479785415

作品紹介・あらすじ

伊藤まさこさん推薦!
「潔くて、きれい。料理も、生き方も、そしてウーさんご自身も」

ウー・ウェンさん初の暮らしエッセイ。物事を複雑にせず、シンプルにすることが快適な暮らしの秘訣、という哲学に貫かれた生き方は、清々しさに満ちています。本当に大切なものだけを見据え、心もからだも身軽に暮らしていくこと。姿勢よく立ち、はっきり話すこと。モノ・コト・ヒトのよい面を見ることーー。
本書では、歳を重ねてもなお明るくクリアに生きているウー・ウェンさんの日常生活を追いながら、ウーさんが実践している日々の工夫や考え方を紹介していきます。

感想・レビュー・書評

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  • ウー・ウェンさんの料理のレシピは、家にある材料で作れて、手順もシンプルで、しかもすごく美味しい!ので前から好きでした。

    「料理もライフスタイルも、考え方も生き方も、私はシンプルな方が好きです。あれこれ欲張らない。物事を複雑にしない。」この本を読んで、ウーさんが何より大切にしていること…家庭料理、健康に対して向き合うこの考え方から、美味しい料理が生まれるんだって納得、感動しました!日々の生活で大事にしていることもいっぱい書かれていますが、全てが繋がっていて…あぁ一つでも見習いたい。自然でシンプルな生き方、とってもステキな女性、憧れます♪

  • 家事の断捨離でシンプル生活へ | hijikoo's blog
    https://onl.sc/dQ68btm

    本当に大事なことはほんの少し - 株式会社 大和書房 生活実用書を中心に発行。
    https://www.daiwashobo.co.jp/book/b587432.html

  • どの章も楽しく読みましたが、最後の"生きること"が特に良かったです。

  • 料理家ウー・ウェンさんの生き方論。

    実はウーさんのことは何も知らなかったのだけれど、タイトルに惹かれて購入。
    とてもよかった。

    ウーさんの「大事なこと」には心がある。
    自然派を押し付けるのでもなく、
    シンプルであることにこだわるのとも違う、
    本当に大事にしたいことを大事にするために削ぎ落とされた潔さ、シンプルさ。

    読んでいてすーっと心に入ってきた。

    回鍋肉が「ゆでた豚肉と野菜1種類を炒めたもの」だとは!目から鱗!
    和え物も基本的に1種類の野菜でつくるそう。

    ウーさんの言葉は、枠組みを教えてくれるからたぶんしっくりくるのだ。

    どこに注目してものごとを捉えているのか。
    まさにそれが知りたかったことだった!と何度も静かに膝を打った。


    読んでいる人を惨めな気持ちにさせない本。
    罪悪感や不甲斐なさ、不出来を嘆く気持ちにさせない。ホッとするというか、力が抜ける感じがする。

    ウーさんが大事にしている「人の温かさ」を感じられるいい本でした。

  • ウー•ウエンさんの率直で気取らない文章がとてもステキです。ストンと気持ちに入ってきます。
    読んでよかった。
    料理本ではないけれど、とても参考になる料理レシピも少しと、毎日のご飯の考え方が綴られていて、これからもちょっとご飯作りで気持ちが迷った時などに心の支えになると思います。
    鶏肉団子はよく作りますが、掲載されていた大きなサイズは作ったことがないので、驚き!
    今日の夕食に作ってみようと思います。
    大切な人を失ったこと、外国人として暮らす大変さ、色々経験しながら、年月を重ねて得てきた『本当に大事なこと』、そして、生活のヒント、芯のある考え方を文章で表現してくださっています。
    コロナで友人たちと家に集まっておしゃべりすることも、遠方の友人や親戚と会うこともできない日々の中、本の中でたくさんいいお話を聴けて、私はひとりで「そうそう、そうですよね」とひとりごと言いながら、楽しい時間を過ごせた気分です。
    ありがとうございました。

  • ウーウェンさんの料理=生きることを紹介してくれる本。優しくて、なんだか穏やかで私のバイブルになりそう。もう一回読みたい♡

  • レシピとしても、読み物としても大好きな一冊。ウーさんの潔さが、とても格好いい。私の料理バイブルです。

  • NHKの「今夜も生でさだまさし」をつけながら、本を読んでいたら、さださんが「日本の神様は感謝の中にいるんだなぁ~。」と

    ウーさんも、「今は、まわりにいてくれる人が 私の神様。人の体温がいちばんあったかい。」と


    私の大切な人、大事なことって本当にほんの少しなんだなぁ~としみじみ思いました。
    自分を省みる時間を持てました。


  • ウー・ウェンさんの人生訓のエッセイ。少しだけレシピも載っていますが、料理のレシピ本ではありません。日常生活や服や仕事(料理サロン)・子育てなどに対する、考え方や生き方が紹介されています。いつもウー・ウェンさんのような表裏のない、健康的な生活をすることは難しいけれども、まずは健康でいることとの言葉には啓発されます。ウー・ウェンさんの傑作レシピ本『大好きな炒めもの』にも載っていた回鍋肉の季節ごとのバージョンが美味しそう(楽しそう)。後半の日本人のご主人が病死された後、幼子をかかえて外国人として生きていく決意とも言える話しは、優しい文章ながらもなかなか力強く、困難に直面した際に読み直せたらと思いました。読了後、本当に大事なことはほんの少しというタイトルがずしりと刺さりました。

  • ウー・ウェン先生の本を読むと、台所はぴかぴかになり食卓にはおいしい回鍋肉と野菜のスープが載っている気持ちになるが、それはもちろん幻。自分でやるんだよ!

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著者プロフィール

ウー・ウェン(うー・うぇん)
中国・北京生まれ。料理研究家。1990年に来日、97年にウー・ウェン クッキングサロン開設。主な著書に『シンプルな一皿を究める 丁寧はかんたん』(講談社)、『料理の意味とその手立て』(タブレ)、『ウー・ウェンの北京小麦粉料理』『ウー・ウェンの100gで作る北京小麦粉料理』(高橋書店)、『これでいいウー・ウェンのありのままの一皿』(婦人之友社)などがある。

「2021年 『北京の台所、東京の台所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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