- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479795476
作品紹介・あらすじ
一流になれるかどうかは、人間関係の「質の高さ」にかかっている!どんなタフな職場でも、すぐに使える実践的アプローチ。困った「ハズレ上司」にもう悩まずに、よい人間関係を築く16のケーススタディ!新人からベテランまで、年齢・性別問わず必読!
感想・レビュー・書評
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職場での人間関係が原因のストレスに対するレジリエンス高めるアイデアを学べる良本です。
具体的な状況とその時の捉え方と感情を例示し、事実と反証を挙げることで適応的な考え方を示してくれています。まさに認知行動療法をベースにした本で、より柔軟な考え方を具体的に理解することができます。
上司、部下、両方の立場で適応的な考え方が学べるため、手元において、自分成長と共に読み返したい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
捉え方の転換だな。具体的例が多かった。
指示がコロコロ変わる
→上司の頭の中を想像して予め準備しとく(上司と同じ視点で複数視点設ける)
直属の上司ではなく2個上の上司にアプローチしろ
(決定権あるのは直属ではない)
[HELP]とメールに入れたら優先度上げてフォローする上司
指示が細かすぎる→視点を学ぶチャンス -
レジリエンスとは逆境力。
上司との関係性において、選べないものと捉え、受け止め方を考えようという内容。
相手とのやりとりにおいて、文書だけではなく、相手の感情も考えながら、意図を伝えることが大切であることはフィットしたなぁ。 -
なんだこりゃ、時間の無駄でした。
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あるあると思うようなシチュエーション多数。各シチュエーションに関して「状況」「捉え方」「感情」を分けて説明することで、理解しやすくなる。ホウレンソウの例として「I Need Your Help」メールが挙げられているけれど、これは一般的に言われるホウレンソウではなく、いわゆる「ザッソウ」ってやつじゃないのかな。言い出しづらいという心理的な障壁を乗り越えるのがなかなか難しい。紹介されているPDS掛井さんのポジティブ・ストロークは、メンバーとしてはたしかに嬉しいかも。「私たち」や「うちの会社」という言い方は、先日読んだ「社畜にならないための本」では否定されてたな。
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あまりおもしろくない
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「チーム」で働く人の教科書
~仕事で差がつく“レジリエンス"メソッド
2016/9/22 著:久世浩司
チームで働く人のストレスの主原因を「上司ストレス」と名付け、上司との関係に悩む部下の人たちにレジリエンスに基づいた技術や手法を中心として「上司ストレス」をリセットする方法を説いている。
レジリエンスとは、「逆境やトラブル、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセス」であり、海外ではグローバル企業や軍隊、警察などでレジリエンスの高い人材育成をするために応用されている。
本書の構成は以下の4章から成る。
①キレる上司
②デキが良過ぎる上司
③何もしない上司
④理不尽・不公平な上司
上司は部下を選べないのと共に部下も上司を選ぶことはできない。過ぎ去るその時間を耐え忍ぶのか、そこから去るのかはたまた違う方法で潜り抜けるのか。
レジリエンスは万能ではないが、上記の4種の上司への対応としては有用である。レジリエンスのプロである著者が丁寧に幅広いケースにて紹介しているスキルにおいては応用すれば多くの状況に活用することは可能となる。
自分の身は自分で守る。
悲しいかなそうとも言える。
自分を守る。自分の将来を守る術として知っておいて損はない概念である。