イライラしなくなるちょっとした習慣~60万人の怒りをしずめてきたアンガーマネジメントのテクニック

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479796268

作品紹介・あらすじ

仕事で、家で、人間関係で…無意識にやっていたことをやめるだけ。あなたのストレスが瞬時になくなる、82のメソッド。

感想・レビュー・書評

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  • 最近、小さなことにイライラしてしまい、悩んでいる。自分でも原因が分からない。
    「できるだけ怒らない」ようにするために、好きな作家さんの小説を読んで、ブクログ生活を楽しんで、何とかメンタルをコントロールしている。
    とはいえ、より具体的なメソッド必要なので、安藤さんの本を手に取った。

    愚痴を言うことは、過去の嫌な思い出を反芻していることであり、まるで英単語を繰り返し声に出して覚えていることと同じ、とのこと。この解説には納得してしまった。

    完璧主義な人、規則正しい生活をしたい人は、潜在的にイライラの種を持っているとのこと。確かに、ルーティンを乱されることは嫌である。そのために、小さな変化をつけるのは良いかも知れない。朝のニュース番組を変えたり、いつもと違う車両に乗ってみたり、1つ隣の通りを歩いてみたり。などなど。

    点滅している信号や閉まりかけている電車のドアを見て、走り出してしまうこと。
    渋滞中の高速道路で、ついつい何度も車線変更をしてしまうこと。(そもそも運転するという行為がストレス負荷を伴うらしい)
    これらに該当する人は要注意である。ハッとさせられてしまった。

    さて、明日は月曜日である。月曜日は、早めに出社しなければならないのだが、激込みの急行列車に乗るべきかどうか、悩ましい。何故なら、あの電車に乗ると必ず、舌打ちする人、肘押しする人、口論をする人を見かけるからである。「二度と乗らない」と毎回後悔するのだが、何故か乗ってしまう。下手したら1週間続く「イライラの連鎖」を産まないために、絶対に乗らないようにしよう。

    スマホを切って、早起きするしかない。

  • #瞬読アウトプット #瞬読ブクログ部
    アンガーマネジメント(怒り・感情のコントロール)。怒りにくい自分・イライラしない自分になる方法について書かれている。
    ・「~べき」という思いは捨てる:親や周囲の人、社会からこうある「べき」と刷り込まれたことに振り回されないように自分の考えを尊重する
    ・乗り物への駆け込み乗車はしない。乗れなかった時イラっとする。
    ・節約は美徳ではない。重要なのは節約して何がしたいかである
    ・人と比べない。人は他人と違うところに目がいく。この行為は人を嫌いになることにつながる。わざわざ人と比較はしない。
    ・休みたいときに休む。休みたい、休むべきと思う自分の理由に基づいて休むことに罪悪感を持たずに休むべし。二日酔いで有給休暇をとってもよい。
    ・自己開示は積極的にする。人に自分を理解してもらえるようまず自分をさらけ出す。但しウソや誇張はダメ。
    ・罪悪感は怒りにつながる。
    ・自分の時間は好きな人にだけ使う。好きな人に使う時間は自分の為に使っている時間である
    ・ワイドショーは見ない。不倫など人の不幸なニュースを多く取り上げている。「他人の不幸は蜜の味」。これで得る快感は不健康である
    ・本当に欲しいものは定価で買う。他人の評価でなく自分の評価で欲しいと思ったものは定価でも買う。定価で買いたくないものは本当に買いたいものではない
    ・SNSから距離を置く。自分のWant, Must, Canが重要である。他人の動向が気になるならSNSから距離を置こう
    ・友達を選ぶ。人は同じレベルの人としか一緒にいられない。少人数でも幸せな友人を増やそう
    ・逃げてよい。逃げることで自分を守れるなら即逃げよう
    ・小さい成功を認める。自己肯定感(他社との比較でない絶対的肯定感)を身につける。毎日小さなできたことから自分を認める習慣を身につけよう

  • 『Living well is the best revenge.健やかに生きることが最高の復讐』。良い言葉だなあと!納得できることが多かったです。ちょっとやってみようかなと思える。

  • 箇条書きでイライラしなくなるちょっとした習慣が並べられているので読みやすい。
    わりと実践できているものが多かったが、今後実践してみたいと思ったのは以下。
    ・欲しいものは定価で買う(セールで買わない)
    ・愚痴を言うと余計イライラする
    ・持ち物を少なくする
    ・怒りのレベルを相手に伝える
    ・信号で走らない、駆け込み乗車しない
    ・ネットの口コミは一切見ない

  • この本読んで、イライラが減ったらいいけどさー。無理そうだわ。

  • ・何にお金をつけるか湯煎順位をつける、イライラしない環境づくりにお金を使う
    ・消費と投資を区別
    ・プロにお金を払うことを意識する
    ・他人の価値観に付き合わない
    ・愚痴を言うと余計にイライラ、愚痴は自分の記憶をわざわざ強化・定着させる
    ・問題解決には
     ①原因思考:因果関係が明確な場合のみ有効
     ②解決思考:どうしたらできるかのみを考える
    ・時間が足りないのはやらなくていいことをいっぱいやっているから
    ・今ここに集中すると、過去のイライラ、未来の不安に悩まない
    ・価値観をあわせるのではなく、違いを受け入れる
    ・程度をあいまいな言葉で表現しない(人によって認識がことなる)
    ・感情を言葉にして伝える
    ・人生は自分で決める
    ・中庸の生き方を目指す、適度にバランスよくできるは最高の徳
    ・マージナルゲインを選ぶ
    ➡『失敗の科学』 マシュー・サイド
    ・事実と思い込みを切り離す
    ・情報は取捨選択

  • 在宅勤務が主となり、環境も変わり、イライラすることも多くなり、家族に対してもそうした気持ちを出してしまうことも出てきた為ら本書を手に取った。
    自分の行動を振り返ると、生活においてパターン化している部分も多くあり、本書で書かれている通り、そのパターンが少しでもズレるとイライラしてしまうことがある。また、人間関係に交換価値を求めているということも図星。夫婦間の家事などにおいて、自分がこんなにやったのに、等を感じてしまっている部分があることは思い当たる。人間関係を経済関係で向き合わないように心がけたいと思った。

  • 節約しすぎない!
    SNSから離れた方が快適!
    相手が自分の期待に応えなくても平気!
    若手は携帯に慣れているから、隣のデスクの電話に出ることは絶対にしない!
    普段から持ち物を少なくする!
    信号で走らない!駆け込み乗車をしない!
    わざわざ怒りの対象を探さない!
    愚痴を言うと余計にイライラする!

  • 82個の習慣が書かれていてサクサク読める。

    アンガーマネジメントとは、すべてに怒らなくなるのではなく必要な時にはちゃんと怒り、必要ないときに無駄に怒らなくて済むこと。

    色々あったけど、どきりとしたのは

    ・信号が点滅しても走るな、
    閉じようとするドアに急いで駆け込むな、

    ・逃げることを退却戦略という前向き言葉への言い換え

    一貫してたのは回りに踊らされるな、ということ。

    自分軸しっかりしてる人は小さなイライラ少ないのかな?
    それはこの本読んだだけではよくわかんない。

    ま、でも幾つかはやってみようと思えました。

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著者プロフィール

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事。日本のアンガーマネジメントの第一人者。アメリカのナショナルアンガーマネジメント協会では最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアジア人で唯一登録されている。著作は中国、台湾、韓国、タイ等でも翻訳され累計50万部を超える。

「2020年 『みんなの怒りスイッチをさがせ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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