内臓の発見 (筑摩選書 18)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480015082

作品紹介・あらすじ

中世後期、千年の時を超えて人体解剖術が復活した。精緻に曝かれた人体内部の構造に、ボス、ブリューゲル、ダ・ヴィンチをはじめ多くの画家が魅せられ、解剖学的人体を描く。その影響は教会に、キリスト教の本質にまで及んでいる。人体内部という世界の再発見は、人間精神に一体何をもたらしたのか-。聖なるものへの憧れと畏れ、狂気と理性が交錯する時代の深層を旅する西洋美術史。

感想・レビュー・書評

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  • 内臓をめぐる美術史または医学史のエッセイ,軽く読める本だと思う。キリスト教図像学の内容を含む。雑誌「SPAZIO」連載の「身体をめぐる断章」のまとめ+書き下ろし。

  • 雑誌での連載を書籍化しただけあって、読みやすくおもしろい!身体や健康をめぐるさまざまな事象が古代から現代につながることがよくわかる。奇抜な筆者本人の体験談も交えてあり文章も明快。

  • 10/30 読了。
    トマスの不信はエロい。

  • 昔の治療法は恐ろしい。現代も何が正しいかは分からないけども。

  • 1000

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著者プロフィール

國學院大學文学部教授/ネーデルラント美術史

「2021年 『天国と地獄、あるいは至福と奈落』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小池寿子の作品

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