メガ・リスク時代の「日本再生」戦略 ――「分散革命ニューディール」という希望 (筑摩選書)

著者 : 金子勝 飯田哲也

• 筑摩書房 (2020年9月17日発売)

作品紹介・あらすじ

パンデミック、地球温暖化、デジタル化の遅れといった巨大リスクに覆われ、迷走する「ガラパゴス・ニッポン」。いかに脱却するかの青写真を提示した希望の書！

感想・レビュー・書評

[eisaku0330さんの感想 · 2021年6月20日]

金子勝先生の鋭い追求
この国は一体どうなってしまうのだろう
国家の指導者の説明責任能力が低すぎる
「戦略の不在」で国は滅びる　
何度痛い目を見ても学習できない平時の国家日本

[たばさんの感想 · 2021年1月7日]

コロナ禍で露呈した日本の後進国ぶり。そこから脱却するための提言をエネルギー政策を例にまとめた一冊。エネルギー政策において潮流に逆行する日本の姿は、現在の構図と瓜二つ。分散モデルによるコミュニティ主導社会への移行が今後の鍵と。

[おおきに！（smoneyb)さんの感想 · 2020年12月8日]

脱原発、再生エネルギーで日本は再生できるとした本。

[まことさんの感想 · 2020年11月21日]

ご当地エネルギー
営農ソーラー
北海道電力の筆頭株主運動
に期待したい

著者プロフィール

金子 勝（かねこ・まさる）：1952年、東京都生まれ。経済学者。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手、法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現在、立教大学経済学研究科特任教授、慶應義塾大学名誉教授。財政学、地方財政論、制度経済学を専攻。著書に『市場と制度の政治経済学』（東京大学出版会）、『新・反グローバリズム』（岩波現代文庫）、『「脱原発」成長論: 新しい産業革命へ』（筑摩書房）、『平成経済 衰退の本質』（岩波新書）、『資本主義の克服』（集英社新書）ほか多数。

「2023年 『イギリス近代と自由主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」