教養としての写真全史 (筑摩選書)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 103
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480017246

作品紹介・あらすじ

メディアとともに写真の役割は変化してきた。記録から出発した写真が次第に報道・広告・ファッションなどへと役割を広げ、芸術へと進んでいった道筋をたどる。

感想・レビュー・書評

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  • 写真の変遷を大まかに理解できる一冊。
    写真と言っても本当に沢山のジャンルが古今東西に存在している。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/784554

  • めちゃくちゃタメになった。
    写真にもいろんな種類があるということを改めて認識できた。

  • 写真を学ぶ学生向けの本なので、写真の歴史が当時の社会現象を絡めてまとめられており、学生時代に暗室での作業をマスターし白黒写真を撮っていたので、非常に楽しく読めた.80年代までの話題では出てくる作家の名前に記憶のあるものが多かったが、古い時代や90年以降になると知らないものだらけだ.ただ、掲載されている写真には見た記憶のあるものばかりで面白かった.スマホ時代で膨大な量の映像が氾濫しているが、芸術としての写真の動向には注目するべきだと思った.

  • 初心者ですらない私には
    ちょっと難しいかった。
    あとがきを読むと、
    これは大学の講義用なのですね。
    先に言ってよ、という感じです笑
    でも、興味は持てました。

  • 通常の写真史で扱われる、芸術、報道、ファッション系の写真は言うに及ばず、天体写真、建築写真、動物写真の歴史からフェミニズムの視点、アジアの写真の発達史まで含んだ厚い内容。
    逆に、この本で扱われていな写真のジャンルはなんだろうと、考えていて〈鉄道写真〉を思いついた。鉄道を代表としてレース、飛行機などの乗り物写真は歴史もファンも熱意もあふれているのに、写真史で語られたことはないな。

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著者プロフィール

鳥原 学(とりはら・まなぶ) 1965年大阪府生まれ。近畿大学商学部卒。93年から写真弘社で写真ギャラリー「アート・グラフ」運営担当。2000年からフリーに。現在、写真評論家。日本写真芸術専門学校、東京ビジュアルアーツ、東京造形大学で講師をつとめる。2017年日本写真協会賞学芸賞受賞。著書に『日本写真史 上・下』(中公新書 2013)、『写真のなかの「わたし」』(ちくまプリマー新書 2016)、『時代を写した写真家100人の肖像 上・下』(玄光社 2018)ほか。

「2021年 『教養としての写真全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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