- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480020314
感想・レビュー・書評
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とりあえず先にあとがきと自筆年譜を読んだ。今となっては老害芸とややこしい文体で知られている著者であるが、ここに書かれた内容がかわいらしい。自筆年譜には中学時代に陸上の新宿区大会でぶっちぎりで優勝したことや高校時代勉強しなかったものの一浪の後にしれっと東大に入学したこと、奥さんとの出会いから仲を深めた様子、病気で療養したことをきっかけにヒゲを蓄えはじめたことなどをウキウキで振り返っている。年譜が書かれたのは49歳時点。ここに挙げられた体験が嬉しかった思い出として印象に残っているのだろう。かわいらしいおっさんや。
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再読必須
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高校生のときに読んで、何と手厳しい本かと思いました。40を過ぎて読み直してみると著者が書くようにエンタテインメントとして楽しく読めました。文体は真似したくなるほど魅力的です。
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読み辛い。批評に対する批評本であり知識がないため理解出来ない。
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2014/12/29 読了
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単行本を持っているが、神保町で見つけたので購入、再読。
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アンチ大江、この頃のはすみんはトガッていた。難しすぎ。文章の組み立て方が理系なんだもん。
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難しい。ヒジョーに読みにくい。理解するにはあと13回くらい読み返さなくてはならない。
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リアル本棚の一番左上の端にいつもある。
大学時代に読んで「まえがき」にヤラレた。
徹底的な表層批評は、書く側ー読む側の構造力学をシンプルにした。
ナカミは、読まなくてもイイ。
「まえがき」だけ読んでみるといい。
それは、読む側の勝手なのだから。