- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480021519
感想・レビュー・書評
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古本屋で一目惚れして購入。大満足の読書体験となった。短めながらも内容の濃い小説集で、二、三本読むだけでも夢心地であった。同作者の他の作品もぜひ読んでみたい。
あまりにも色々ある作品なので逆に長い感想が書きにくい…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラブクラフトも影響。
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トールキンやラブクラフトにも影響を与えた戯曲家ロード・ダンセイニの珠玉の短編集。
お勧めは「五十一話集」と「サクノスを除いて破るあたわぬ堅砦」。 -
美しい絵と退廃的な作品に惹かれました。
今でも大好きで、考え方に影響を受けたと思います。
アール・ヌーヴォーの傑作と言えると思います。 -
ダンセイニ入門。ケルティックな黄昏と薄命の幻想世界。現実の人間関係は耐え難いほど頑固で猥雑だが、ダンセイニの世界は目覚めが苦しくなるほど儚く脆い。
その時間空間の感覚は神がかり的である。自らの感覚と想像力のみを糧とし、現代の似非ファンタジー小説を蹴散らす、真の幻想作家。
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これもファンタジー傾倒時代に読みました。
『バブルクンドの崩壊』という1篇が好きです。 -
復刊しているよー!!(そしてもう一冊購入しました(笑)
「ヴェレランの剣」「カルカッソンヌ」「かれはいかにして予言の告げたごとく有り得べからざる都市に至ったか」……などなど、タイトルを見ただけで想像力をかきたてられるダンセイニ珠玉の短編集。ファンタジー小説が好きだという人、書きたいという人は必携の一冊だと思っています。