デカメロン 中 (ちくま文庫 ほ 3-2)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 45
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480021762

感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    ほとんど忘れていた。
    そんなことでまんまと言いくるめられてしまうの?と思うような話もあって、おかしかった。
    7日目9話はうっすら覚えていた。

    いつの世も、恋愛や好色にはみんな興味津々だったんだな。
    当時の人たちも楽しく読んだのだろうな。
    登場人物がいきいきと感じられて、古さを感じさせない。
    だからこそ、時代を超えて生き残れた作品なのだな、と思う。

  • NDC(8版) 973

  • 結構残酷なお話が多いです。
    言えるのは嫉妬は良くないということ。
    男女間もそうだけれども
    自分が追い付けない人に嫉妬して
    よからぬ行動を起こしたところで
    何もいいことはないからね。

    残酷なのは嫉妬に狂った父親が
    愛した男を殺して心臓を
    娘に食べさせた物語。
    もうサイテー以外でもないし
    そのあとに待ち受けた展開は胸糞。
    嫉妬なんか意味がないぜ。

    読後感はかなり悪いので注意。
    まず通常の概念で読んじゃダメ。

  • 時代の違いか、国の違いかわからないけど、道徳観念が違いすぎて戸惑う。夫人は必ず浮気をするものなのか、暴力で他人の妻を横取りするのは許されることなのか。
    それとも、そういうのはやはり実際はタブーで、お話の中だけで楽しんでいるのか。
    どちらにしても、読んでいてあまり楽しくない。

  • 相も変わらず、批判的。
    イタリアは恋の国というけれど、あんなにも笑って浮気について話す若者の態度が意外。
    厳粛なはずのカトリックの国で、そんな思想が横柄するのは、その時代の司祭がいかに堕落していたのかが伺える。

  • 旅のお供にぜひ。

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