巷談本牧亭 (ちくま文庫 あ 14-2)

著者 :
  • 筑摩書房
4.00
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480026088

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本の主役の一人桃川燕雄という人の描かれ方が先の車谷長吉の本に出てくる立派な人と共通していて興味深い。幸不幸に一喜一憂しない謙らず偉ぶらない態度がこれほどまでに評価されていたのは昭和以前のことなのだろう。

  • 上野広小路の講談の寄席を舞台に,静かに進んでいく小説です。(平成2年休席)
    昭和30年代後半,落語の黄金時代でしたが講談は寂しい時代だったようです。時代と,本人の藝を愛する心が伝わってきます。
    直木賞作品なのですが,No Imageですか…。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1908(明治41)年東京市浅草区向柳原町生まれ。8代目竹本都太夫の長男。都新聞を経て文筆家へ。落語を中心に芸能全般の評論を手がける。また演芸プロデューサーとしても活躍。63年「巷談本牧亭」で直木賞受賞。69年、持病の糖尿病が重くなり、都立駒込病院で死去。

「2020年 『東京の面影 安藤鶴夫傑作随筆選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安藤鶴夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×