妖怪天国 (ちくま文庫 み 4-35)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480031686

感想・レビュー・書評

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  • 水木先生60代の頃の随筆集。
    死生観、幸福とは何か、など小難しくなりがちなテーマも先生ならではの感性と表現力で、すんなり読める。
    不思議な帽子の話は、言葉選びが巧み過ぎて、活字であんなに笑ったのは初めてかも

  • 『鬼太郎』や『コミック昭和史』しか読んだことがなかったが、エッセイも面白い。肩の力が抜けて、楽になる感じ。
    この本は、色々なところに掲載された話を寄せ集めたものなので、一気読みではなく少しずつ読むのにピッタリだった。

  • 表紙と目が会い購入したが、思っていた以上に面白かった。お話がたくさん詰まっていて大満足。
    気に入った話がいくつもあって挙げきれない…

  • 本当に妖怪が好きなんだなあ、と伝わってくるエッセイ集。
    妖怪のキャラクター化、妖怪ブームに重要な役割を果たした水木センセイの妖怪観を知ることができて、なかなか面白いです。ただし、いろんなところで書いたエッセイをただひたすら集めただけなので、一気に読みたいというよりはたまに思い出して少しずつ読み進めたいと思った。

  • しげるさんはとてもスゴイ。
    だいすきだ。
    尊敬してる。

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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