泉鏡花集成 7 (ちくま文庫 い 34-7)

著者 :
制作 : 種村 季弘 
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 61
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480031778

感想・レビュー・書評

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  • 「みさごの鮨」
    お光さんの気の毒さといったら...
    小春さんは逃れられたけど、あんな感じで無理くり一緒に心中させられることって実際ありそうです。治兵衛みたいな気の触れた男と一緒になんて、それこそ御免被りたい。教授さん男前でしたね。

  • 『伯爵の釵』が好きで。
    とにかく兼六園に行きたくなる。和装で、釵を挿して。
    そういう作品です。

  • 夜叉ヶ池:
    逆ギレには用心しないと後悔に繋がることを肝に銘じたい。

  • 夜叉ヶ池、海神別荘、天守物語。何かが「見えている」人にしか書けない作品群。

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著者プロフィール

1873(明治6)年〜1939(昭和14)年)、小説家。石川県金沢市下新町出身。
15歳のとき、尾崎紅葉『二人比丘尼色懺悔』に衝撃を受け、17歳で師事。
1893年、京都日出新聞にてデビュー作『冠弥左衛門』を連載。
1894年、父が逝去したことで経済的援助がなくなり、文筆一本で生計を立てる決意をし、『予備兵』『義血侠血』などを執筆。1895年に『夜行巡査』と『外科室』を発表。
脚気を患いながらも精力的に執筆を続け、小説『高野聖』(1900年)、『草迷宮』(1908年)、『由縁の女』(1919年)や戯曲『夜叉ヶ池』(1913年)、『天守物語』(1917年)など、数々の名作を残す。1939年9月、癌性肺腫瘍のため逝去。

「2023年 『処方秘箋  泉 鏡花 幻妖美譚傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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