本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (597ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480032423
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
「日本橋」だけ拝読。
普通の泉鏡花作品とちがい、歌舞伎を意識して書かれたものか、(無駄に)話の筋が複雑な気がします。
この筋が無駄に複雑に感じるというのは、私個人の感想なのですが、なぜそのように思うのか、我ながら不思議に思っています。
でも、歌舞伎とは明らかに違う、精神が違うというかノリが違うというか、独特の世界なのですよね。これを歌舞伎のファンが見ておもしろいと思っていただけたのだろうか、ということは疑問に感じました。
あと、熊さんわりと良い人じゃないかと思いました。芸者同士の意地の張り合いというのは現実にあったのだろうけど。正直そう言う風に張り合ってくるお考さんは、めんどうくさい人だと思います。
全2件中 1 - 2件を表示