- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480033444
感想・レビュー・書評
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感想は概ね上巻の方に書いてしまいました。
下巻、この物語のエンディング、決着のつけ方がいい。
痺れました。
上下巻、読んでよかった。楽しませてもらいました。
ちくま文庫版の下巻には3つの短篇が収録。
なかでも「絞首刑一番」がおもしろかったです。
構成の妙。
読み終えて、あらためてタイトルに唸りました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一気に結末に向かってゆく展開は、上巻の時間の流れとは違い少し急ぎすぎの感じ。赤井の豹変ぶりも唐突すぎる気がする。
しかし記憶に残る娯楽小説で評価は星5つ。 -
幻想ホラー歴史スパイ小説!? すげー贅沢。
歴史の波に乗り遅れた人々の哀愁。死に場所を求める哀しい男達。-
2011/12/19
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下巻に入り物語はさらに加速。自由党を巡る騒動が激しさをます中、登場人物の意外な正体が明らかになり、干兵衛の過去の因縁にも決着が。
自由民権運動という革命の正体や、それをも利用する政府の非情さを暴き立てる批判精神も素晴らしい。 -
20090424-20090430
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山田風太郎の明治モノは、「シリーズ」でひとくくりに出来ない
特に秀逸なのがこの『幻燈辻馬車』です。