- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480037312
感想・レビュー・書評
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第12回までで挫折
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頭に入れながら読めば面白い それは分かっているんだけど、同じ姓の人が多いのと登場退場ペースが早いのとで混乱。
それでも語り口は読みやすいし、登場人物も生き生きと描かれている。
それにしても、みんながみんな面白いほど裏切り寝返っていくなあ。 -
支那の元代から明にかけて成立したといわれる三国志。
本書は十七世紀清代の「毛宗本」を翻訳したもの。
三国志演技はは明代の「嘉靖本」が有名だが、毛宗本はこれを基にしている。
後漢末期の混乱とともに、キラ星の如く登場する次世代を担う英雄たちが登場するのが第一巻。
劉備・関羽・張飛と董卓、呂布、曹操、孫堅。
この巻の主役は、呂布と曹操。
養父丁原を裏切り、董卓のもとへ馳せ参じた呂布。
漢王朝の混乱に乗じて強力な支配体制をしく董卓と、超人的な強さを誇る呂布という組み合わせは、天下無敵。
とにかく呂布の強さは凄い。
どんな強い勇者であっても、彼の進軍を止めることができない。
五合も槍あわせをしたかと思えば、大抵突き殺されてしまう。
まさに天下無双の豪傑!
この呂布を従え、天下無敵の覇者となった董卓に、たった独りで挑むのが、曹操だ。
「やつを刺し殺したならば、死んでも怨みはありません」
七宝刀を片手に董卓のところへ乗り込むが、暗殺は失敗。
曹操は逃亡者の身となって落ちてゆく。
その途中、誤って人を殺してしまい、友人に窘められるのだが、
曹操は自信をもって言い放つ。
「私が天下の人を裏切ろうとも、天下の人に私を裏切るような真似はさせぬ」
曹操の天下に号令せんとする気概が輝きを放つ第一巻であった。 -
「借」(大学の図書館)
ずっと読まないできたので借りて読んだ。
結構面白くて、今まで読まなかったことに後悔。
ただ、登場人物多すぎてたまに混乱する。 -
残念ながら文字間隔とか読む以前にあわなかった
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「国のために」という言葉はだれのために?
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読みやすい三國志。
とりあえず入るならこれをおすすめします。 -
2009/07 購入。
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学生時代の読書の醍醐味に、長編の名作小説にチャレンジすることがある・・・はず。中国ものでいえば、まずは『三国志演義』。他にも、『水滸伝』『西遊記』もあなたを待っていますよ。
また、ユーゴー『レ・ミゼラブル』やデュマ『モンテクリスト伯』なんかも、チャレンジしがいがあり、オススメです。 -
今朝読み終えた。この井波氏翻訳版にはそれぞれの回の挿絵がついており、大変興味深い。そして、氏の詳細な注釈も正史三国志と比較する上で大変参考になる。しかし、本文は現代語で大変読みやすいし、その為登場人物の個性もイキイキと描かれている。この1巻では三国志の幕開け、そして呂布の活躍等がカバーされている。