- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480037381
感想・レビュー・書評
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たぶん手に入れることはないであろう写真集への書評エッセイを読むことにどれだけ意義があるかとはじめは思っていたけど自分の拘泥するテーマがこれだけきれいに詰め込まれていては買わざるを得ない。
人間の愚かであるがゆえに愛おしい猥雑でキッチュな文化がぐいぐい押しこまれていて溜め息。
足。映画スターパパラッチ。お尻絵画。スパンキング。指絵本。水の踊り(人間とマネキンが交互)。性的に曖昧なマネキン。父が娘の写真にドローイング。スリーピングビューティ。マイプリティポニー。羊たち。蒸気機関車の夜間撮影。はじめての絵本。パックマン的赤ずきん。バンダナの中のアメリカ。ウォーホルとその母の猫。(優しい)ボンデージ。キャロルとバリの少女と少年。メイプルソープのペニスと下着。3Dエロ写真。乳房。双子。キス。女体。アフリカの象の骨。絶滅危惧種の最後の子の名前。浣腸。下着。エロポストカード。デティ・ペイジ。ハーレム。女性器。セックス。などなど。 -
確かに取り上げられている本たちは、決して私が手に取らないような写真集とか、絵本などが中心で、長らく積読状態でした。
ふとしたことから、パラパラめくると、意外に読み易く寝る前にぼちぼち読んでいます。
いろんな写真や芸術関係の雑誌に載せられた文章を取りまとめたものらしく、普段全く目にしないものばかりで新鮮でした。