- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480042286
作品紹介・あらすじ
蒙古襲来が日本史に残した影響は大きく、かつ深い。しかしアジア的、あるいは世界史的視野からとらえなおすとどうなるか。天皇家が世界史上まれにみる長寿を保ちえたのはなぜか。足利義満は「日本国王」をどのように考えていたのか。中世の日本では国や民族をこえた人びとの集団が行き交っていた。そのことは時の権力にどのような影響を与えたのだろう。中世日本がたどった歩みを、朝鮮を中心にアジアの諸地域との比較を通じて意味づける。
感想・レビュー・書評
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朝鮮半島から中世の日本社会を眺めるとどうなるか。それを史料に基づいてわかりやすく説いている。室町時代を扱った第5章と第6章が特に面白かった。
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[ 内容 ]
蒙古襲来が日本史に残した影響は大きく、かつ深い。
しかしアジア的、あるいは世界史的視野からとらえなおすとどうなるか。
天皇家が世界史上まれにみる長寿を保ちえたのはなぜか。
足利義満は「日本国王」をどのように考えていたのか。
中世の日本では国や民族をこえた人びとの集団が行き交っていた。
そのことは時の権力にどのような影響を与えたのだろう。
中世日本がたどった歩みを、朝鮮を中心にアジアの諸地域との比較を通じて意味づける。
[ 目次 ]
第1章 自尊と憧憬―中世貴族の対外意識
第2章 陶磁器と銭貨と平氏政権―国境を往来する人ともの
第3章 鎌倉幕府と武人政権―日本と高麗
第4章 アジアの元寇―一国史的視点と世界史的視点
第5章 「日本国王」の成立―足利義満論
第6章 中世の倭人たち―国王使から海賊大将まで
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