絶望するには早すぎる: いじめの出口を求めて (ちくまプリマーブックス 150)

著者 :
  • 筑摩書房
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480042507

作品紹介・あらすじ

「もう誰もいじめで死なせたくない」。いじめが原因の自殺で友だちをなくした一人の少年の願いから、一つのネットワークが生まれた。そこに集う人々の肉声や、中学校で「いじめ克服プログラム」を実践している教師の取り組みを通して、いじめをなくす道を探る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 行動の動機は人による。誰もそれを貶めたりはしないさ。

  • この本は、いじめを受けていたり、自殺を考えている人に絶望するにはまだ早いと訴えかけている本です。前にも、これと似たような本を読んだんですが、やはりいじめの問題は深刻ですね。問題なのは、いじめの問題が深刻だからといってもいじめをなくす対策がこれといって作られていないことだと思います。でも、いじめをなくす対策をたくさん作ったとしても、いじめは減らないと思います。ほんとに考えれば考えるほどいじめをなくすために何をしたらよいかわからないんですが、自分がしてあげられることは声をかけて話の相手だけでもなってあげたら相手の気持ちもだいぶ変わってくると思うので、そのようなことを心がけていきたいと思います。皆さんもぜひ読んでみてください。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

ノンフィクション作家。医療、人物、教育、スポーツ、ペットと人間の関わりなど、幅広いジャンルで活動。なかでもフィギュアスケートの取材・執筆は20年以上におよび、スポーツ誌、文芸誌などでルポルタージュ、エッセイを発表している。『人間らしい死を迎えるために』、『ペットと日本人』、『猫を看取る シュガー、16年をありがとう』、『別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った』、『羽生結弦が生まれるまで 日本男子フィギュアスケート挑戦の歴史』ほか、著書多数。

「2019年 『スケートは人生だ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宇都宮直子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×