- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480057464
作品紹介・あらすじ
ひとつの単語に、隔たりのある定義が同居しているのはなぜか?一般的な英和辞典にその答えを求めることはできない。約200語におよぶ多義語を取り上げ、語意の変遷を丹念にたどり、多義語の謎を解き明かす。
感想・レビュー・書評
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【書誌情報】
英語に強くなる多義語二〇〇
著者:佐久間 治 著
シリーズ:ちくま新書
定価:726円(税込)
Cコード:0282
整理番号:146
刊行日: 1998/02/19
判型:新書判
ページ数:224
ISBN:4-480-05746-3
JANコード:9784480057464
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ひとつの単語に、隔たりのある定義が同居しているのはなぜか? 一般的な英和辞典にその答えを求めることはできない。約200語におよぶ多義語を取り上げ、語意の変遷を丹念にたどり、多義語の謎を解き明かす。
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【簡易目次】
1 牛丼にウズラの卵黄を落として「ユッケ牛丼」
2 ペン型入力ツールでもやはり「マウス」
3 伝言ゲームの原理
4 人間も動物なのに「人間vs動物」?
5 「意味を発展させる、意味を帯びる」は日本語?
6 年齢に「いい」も「わるい」もないのに、なぜか「いい年をして…」
7 下位者に対しても「お前」「貴様」
8 「有り難し」から「有り難い」「有り難う」へ
9 「事件のあらまし」と「仕事はあらまし終わった」
10 彼の右に出る者はいない
11 「すかさず」とは「すき間をおかない」こと
12 「最後」と「持ちこたえる」は「最後まで持ちこたえる」から?
13 「腕がいっぱい→武力・武器」?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本人から見るとばらばらすぎてコアの意味がつかめないような単語を、
「こういう変遷でこういう意味が加わったんですよ」って教えてくれる。
たとえばtrunkが「木の幹」の意味であったり「旅行用かばん」であったりする理由など。
アルファベット順の記述でないので辞書的に使うには適さないけど、
ひまなときにぱらぱらめくると「なるほど〜、へ〜っ」となる。