日本の医療を問いなおす: 医師からの提言 (ちくま新書 175)

著者 :
  • 筑摩書房
3.09
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480057754

作品紹介・あらすじ

日本の医療は、厚生官僚がつくった政策によって支配され、大多数の病院は人手不足と赤字経営に悩まされている。「三時間待ちの三分医療」を余儀なくされる医師は、患者との信頼関係をなかなか確立することができない。日本の医療制度は、医療ビッグバンを目前にひかえ、大きな変革の渦中にある。だが、改革は本当に国民と医師とが望む方向に進んでいるのだろうか。公立病院に勤務する医師が、誤解されている日本の医療事情を鋭くとらえ、正しい理解を促すとともに、ゆがんだ医療行政を徹底批判する。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    日本の医療は、厚生官僚がつくった政策によって支配され、大多数の病院は人手不足と赤字経営に悩まされている。
    「三時間待ちの三分医療」を余儀なくされる医師は、患者との信頼関係をなかなか確立することができない。
    日本の医療制度は、医療ビッグバンを目前にひかえ、大きな変革の渦中にある。
    だが、改革は本当に国民と医師とが望む方向に進んでいるのだろうか。
    公立病院に勤務する医師が、誤解されている日本の医療事情を鋭くとらえ、正しい理解を促すとともに、ゆがんだ医療行政を徹底批判する。

    [ 目次 ]
    第1章 日本の医療費は高いのか
    第2章 病院“冬の時代”
    第3章 保険医療制度の問題点
    第4章 医療における官僚絶対主義
    第5章 医療をとりまく文化
    第6章 医療を正しく理解するために

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著者プロフィール

1980年北里大学医学部卒業。
1984年同大学院修了。医学博士。
北里大学病院地域医療部長、内科医長、北里大学医学部非常勤講師。

「2006年 『世界を感動させた日本の医師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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