税金の常識・非常識 (ちくま新書 287)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480058874

感想・レビュー・書評

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  • 税関等の勤務歴のある著者が、税制の問題点、財政破綻の経緯から財政構造改革の処方箋にまで言及したもの。少々古いが、消費税増税、財政再建等が差し迫った政策課題となり、かつ、国家の財政破綻を嚆矢とする欧州危機の中、本書の記述・未来像は参考になる点も多い。個人的には、源泉徴収制度の問題点、安易な消費税増税の問題、過度の公共事業支出と特定業界への便宜供与の不公平さ等は参考になった。また、バブル経済を引き起こした中曽根康弘・竹下登、小渕政権下で莫大な借金を生み出した宮沢喜一への本書の批判も、興味深いところだ。

  • BOOKOFFにて100円で購入

    日本の消費税率の低さのからくりや、借金の多さなど最近はマスコミにも報じられることが多くなった税金の話がより詳しく分かりやすく書かれています。

    事業仕分けや高速道路の無料化などの議論もこの本を読めば多少理解が深まります。

    しかし、少し古い本なので、データとか法律とかが変わってそうなのが残念。彼の最近書いた本があれば読んでみたい。

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