ストレスに負けない生活: 心・身体・脳のセルフケア (ちくま新書 674)

著者 :
  • 筑摩書房
3.73
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本棚登録 : 343
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480063762

作品紹介・あらすじ

現代人は子どもから老人まで、ストレスを抱えて生きている。目に見えないストレスは、いつの間にか蓄積し、様々な影響を及ぼす。心と身体がクラッシュする前に、自分を解放してあげよう。カギは、「力まず、避けず、妄想せず」。いつもいっぱいに詰まった頭から、どうしたら自由になれるのか。本書では、ストレスとリラクセーションのメカニズムを知り、生活習慣と心身の深い関係を概観、行動医学、脳科学の知見をもとに、自分でできるストレス・マネジメントの方法を伝授する。

感想・レビュー・書評

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  • 自分でできるストレス・マネジメントの方法について書かれた本。すごくタメになった。

    第1章と第2章は理論的で専門用語が多かったので、著者の勧めにより具体的なストレス解放論が書かれた第3章~第5章のみ精読した。中でも「呼吸の数を数える方法」は簡単で続けれそうなのでやってみようと思う。他にマインドフルネスにも触れられており参考になった。

    全般的に実践とその裏付けとなる理論が網羅されており、かなりの良書であった。図書館で借りた本だが買うことにした。ストレスに悩む人にお薦めの本です。

  • 分かりやすい上に、専門的ですごく勉強になりました。
    ストレスで体調崩してしまい、悩んでましたが、
    考え方やマインドフルネスを取り入れて自分でも少し改善できると知り、前向きな気持ちになれました。

  • 力まず、避けず、妄想せず。でストレスをコントロールするという内容。学術的な説明が多いが参考になる。また、自分が何を成し遂げたかということで自己評価をするという性格は、ストレスを自分で作りやすい。という点が印象に残った。

  • ストレスというものを、理解できたような気がします。

    そして、瞑想を始めとした「リラクセーション」「マインドフルネス」といった簡単にお金もかけずにできる方法を実践して、「ストレスに強い自分に改造する」を実践しようという気持ちになります。

  • 「ストレス」に対して、「自分のために自分で行う予防医療」ができるような具体的な方法論を提示。ストレスのメカニズムから、そのマネジメント方法まで、バランスの良い参考になる一冊。医者の立場から「力まず、避けず、妄想せず」のキーワードをもとに、ストレスのマネジメント方法を紹介。リラクゼーションの貯金、認知行動療法、マインドフルネス等の言葉がすっと入ってくる。結局は、セルフケアが大切。ケアにより、ストレスに負けない生活を目指したい。

  • ・嫌なことは避ければ避けるほど不安が増幅する。不安は時間によって過ぎ去っていくので、心を閉じたり避けたりせずに向き合う。
    ・マインドフルネス:自己概念は一時的なものに過ぎない、一環的なアイデンティティはない、自分という枠を作るとその外側になかなか出ていけない、自己を固定化しない、目の前のことだけを考える
    ・悲劇のヒロインにならない

  • 自己啓発

  • * 購入日20170916
    * Amazonで購入した。

  • ロフト行き

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著者プロフィール

熊野宏昭(くまの・ひろあき)…PART 3
早稲田大学人間科学学術院 教授 博士(医学)
【主著】
ストレスに負けない生活 ちくま新書 2007年
マインドフルネスそしてACTへ 星和書店 2011年
新世代の認知行動療法 日本評論社 2012年
認知行動療法入門(共著) 講談社 2017年
瞑想と意識の探求 サンガ新社 2022年

「2022年 『公認心理師のための「心理支援」講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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