介護入門 親の老後にいくらかかるか? (ちくま新書 833)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065384

感想・レビュー・書評

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  • 多くのインタビューを重ねて現場の声を集め、かつ分かりにくい介護のしくみを説明した本。
    筆者は現在准教授に就いておられるようだが、それまでに介護業務、ケアマネージャーを務めた経験があり、その事が本書にもよく表れている。
    お恥ずかしい話だが、私はデイサービスとデイケアの違いが分からなかった人間であったので(前者は多少の運動や訓練を行うものの、施設でのレクリエーションが主、後者は理学療法士らが中心となってリハビリなどを目的としてプログラムが組まれる)、本書の情報はとてもとても役立ちそうだ。

  • 入門書。介護保険制度の近年の課題について著述。
    全体のまとまりはいまいち。

  • 副題の、「親の老後にいくらかかるか?」…にはちょいと違和感のある内容。
    ましてやオビ広告の、「この先、長生きしても損をする!」…に至っちゃあ、どんな編集?

    副題ともオビとも違うけど、執筆年現在の「介護保険の仕組み」や「介護サービスのトレンド」が、実にわかりやすく解説されています。

  • 配置場所:2F新書書架
    請求記号:369.2||Y 97
    資料ID:C0031093

  • 「社会的入院」●介護難民●保険証だけあってもサービスは使えない●特別養護老人ホーム●老人保健施設●介護療養病床●養護老人ホーム「ケアハウス」●グループホームとは●老後にはいくら必要か?●療養病床はどうなる?●介護と医療を備えた施設●介護難民の対策●認知症を家族が受け入れる●居高齢者と認知症●認知症高齢者と接して/気長に接していく「地域密着型サービスの外部評価」●特別養護老人ホームの重要性●地域包括センターと公的機関

  • 自分の人生にもいよいよ身近な問題となってきた介護。本書では介護に長く関わり、現在は研究職につく著者が、介護の現場の実態と課題、対策にいて語る。
    少子高齢化、財政悪化が急速に進む日本。こういう実態を見て、またわがこととして実感すると、この先が本当に心配にはなってくる。

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著者プロフィール

淑徳大学総合福祉学部准教授

「2012年 『介護福祉産業論 市場競争と参入障壁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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