ブッダたちの仏教 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480071057

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  • 珍しく批判的精神がある仏教論。

  • 仏教が歴史とともに多様化していくことをコンパクトにまとめている。並行して「生死の覚悟」を読んでいるのだが、バイアスを意識できて役に立った。

  • 私が知りたかったのは、ゴータマ・シッダールタがどうやって、苦難に満ちたこの世と和解したのかということだったのだけど、これは初期仏教の歴史などがメインで、それはとても有益そうな研究だったけど、ちょっと違った。

  • 第1章 「ブッダ」とは
    第2章 ゴータマ・ブッダと原始仏教
    第3章 展開する仏教
    第4章 悟りと教え
    終章 日本仏教の今

    著者:並川孝儀(1947-、京都府、仏教学)

  • 東2法経図・開架 B1/7/1296/K

  • 仏教を考えるために読了。ブッダの時代から現代日本まで、仏教の成立と変遷を追跡しながら、これからの仏教には何が必要かを論じていますが、鎌倉時代の新仏教興隆以降に新たな動きがないことに危機感を訴えているのは、まさに至当な指摘ですし、では自分はどうするか考えたいと思います。

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著者プロフィール

並川/孝儀
1947年(昭和22年)、京都府に生まれる。佛教大学大学院文学研究科仏教学専攻博士課程満期退学。博士(文学・佛教大学)。専攻は原始仏教・アビダルマ(部派)仏教。インドのジャワハルラル・ネルー大学客員教授などを経て、佛教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2010年 『ゴータマ・ブッダ―縁起という「苦の生滅システム」の源泉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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