やりなおし高校物理 (ちくま新書)

著者 : 永野裕之

• 筑摩書房 (2019年12月6日発売)

作品紹介・あらすじ

ムズカシイ……。定理、法則、数式と覚えて理解しなきゃいけないことが多い物理。それを図と文章で一気に理解させ、数式は最後にまとめて確認する画期的な一冊。

感想・レビュー・書評

[カワカミさんの感想 · 2020年3月8日]

　物理に対して挫折をした人でもわかりやすく出来上がっている。特に、それぞれの項目に対して原理や定理の意味する所だけではなく、それが確立するまでの科学史的流れやどのようにその後の定理に繋がり、実社会にあてはなるかなど、物理を身近に感じやすい内容構成になっている。

[Kusakari さんの感想 · 2020年3月4日]

力学、熱力学、波動、電磁気学といった四つのジャンルを科学史に沿って、解説してくれる本。
文系の人にもオススメ。

[Hirohisaさんの感想 · 2020年1月13日]

有り　S420/ナ/19 棚:13

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2020年1月10日]

東2法経図・6F開架：B1/7/1454/K

著者プロフィール

1974年、東京都生まれ。永野数学塾塾長。東京大学理学部地球惑星物理学科卒業。同大大学院宇宙科学研究所（現JAXA）中退後、ウィーン国立音楽大学（指揮科）への留学。副指揮を務めた二期会公演が文化庁芸術祭大賞を受賞。わかりやすく熱のこもった指導ぶりがメディアでも紹介され、話題を呼んでいる。著書に『とてつもない数学』（ダイヤモンド社）、『ふたたびの高校数学』（すばる舎）、『教養としての「数学Ⅰ・A」』（NHK出版新書）など。

「2023年 『大人のための「中学受験算数」』 で使われていた紹介文から引用しています。」