- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480073945
作品紹介・あらすじ
国鉄最後の名車である新幹線100系。その設計開発・計画・運転・保守に打ち込んだ鉄道マンたちの思いと鉄道魂を、当時の関係者への綿密な取材をもとに伝える。
感想・レビュー・書評
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新幹線100系は中学の頃に運行開始したこともあり、とても思い入れのある列車です。そういえば会社を早退して食堂車の最終日に乗りに行ったり、東海道線での運行終了前にグリーン車に乗ってみたりなんてこともしています。そんな記憶に残る100系新幹線を関係者の記憶が残るうちに記録に残すためにヒアリングしてまとめたものが本書です。開発から40年以上たつので、ヒアリングできるのも今が最後でしょう。良いタイミングで本にしたものです。そういえばグランドひかりの食堂車は使わないうちに終わってしまったなぁ。
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あの0系とのぞみ700系をつないだ新幹線100系。マイナーチェンジのような車両が実は革新の集積。日頃気づかない車両の設計の深イイ世界。
新幹線といえば0系のイメージ。本所の主役100系のデビューまで20年以上。100系はその後ののぞみ車両の前では影が薄い。
そんなふうに思っていたが。外観はもちろんのこと、座席、扉の幅、照明などとにかく多くの人々の知識と技術の結晶が鉄道車両であることが、本書で良く分かる。
さりげない無駄のない作りは、利用者に気づかれにくい。そんな細部に込められた技術者の魂が本書から伝わってくる。 -
有り S536/フ/21 棚:13
音羽も -
東2法経図・6F開架:B1/7/1564/K