金融化の世界史 ――大衆消費社会からGAFAの時代へ (ちくま新書)
- 筑摩書房 (2021年11月10日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480074393
作品紹介・あらすじ
近世から現在までの欧米の歴史を見なおし、GAFAが君臨し、タックスヘイヴンが隆盛する「金融化社会」に至った道のりと、所得格差拡大について考える。
感想・レビュー・書評
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ピケティと金融業界に挑戦する本。著者の意気込みは買うが、内容はやや散漫。
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ヨーロッパとアメリカを中心に近世から現在に至る歴史を見なおし、消費社会から金融社会への変遷と所得格差拡大の関連を説いた本です。
ただし、解決の方向性が示されてないので注意が必要です。 -
東2法経図・6F開架:B1/7/1610/K
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題名が世界史なのでもう少し歴史に比重を置いたものかと思ったら、「金融」や「経済」の比重が高かった。以前からルクセンブルクやアイルランドの一人当たりのGDPがなぜあんなに高いのか、その理由を知りたかったのが、この本でよく理解できた。
タックスヘイブンについてもよくわかった。やはり何事も歴史と背景がわからないと理解できないものなのだ。
現代経済の本質的な問題を考えるには良書だと思う
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