現代フランス哲学 (ちくま新書 1749)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480075741

作品紹介・あらすじ

構造主義から政治、宗教、ジェンダー、科学技術、エコロジーまで。フーコー、ドゥルーズ、デリダに続く、変容する時代を鋭くとらえる強靭な思想の流れを一望する。

 一九六八年五月にパリで起こった「革命」を起点に、若者や政治を巻き込み、時代や経験に深く根ざす思想運動として発展した現代フランス哲学。資本主義の矛盾や構造的な抑圧がさまざまに露呈する一九八〇年代以降、それは大きな変化を遂げた。構造主義からポスト構造主義を経て、政治や宗教、労働、ジェンダー/フェミニズム、科学と技術、エコロジーをめぐる諸思想にいたるまで。フーコー、ドゥルーズ、デリダに続く、変容する社会を鋭くとらえる強靭な思想の広がりを一望する。

感想・レビュー・書評

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  • 研究者詳細 - 渡名喜 庸哲
    https://univdb.rikkyo.ac.jp/view?l=ja&u=100002158

    People | Beyond Boundaries | 立教大学 文芸・思想専修 比較文明学専攻
    https://beyondboundaries.jp/people/

    筑摩書房 現代フランス哲学 / 渡名喜 庸哲 著
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480075741/

  • 現代フランス哲学は先達の思考の型を土台に専門的分化によって幅広い主題に範囲を広げている。
    高度な専門性を帯びた世界ゆえに学べることが沢山。
    まずはドゥルーズ、デリダを精読したい。
    フランス行きてーなー
    フランス語やろうかなー

  • 東2法経図・6F開架:B1/7/1749/K

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著者プロフィール

立教大学文学部教授。主著に『現代フランス哲学』(筑摩書房)、『レヴィナスの企て――『全体性と無限』と「人間」の多層性』(勁草書房)、『カタストロフからの哲学――ジャン=ピエール・デュピュイをめぐって』(共編著、以文社)、訳書にグレゴワール・シャマユー『ドローンの哲学――遠隔テクノロジーと〈無人化〉する戦争』(明石書店)、クロード・ルフォール『民主主義の発明――全体主義の限界』(共訳、勁草書房)など。

「2023年 『レヴィナスを理解するために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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