「家庭」の誕生 ――理想と現実の歴史を追う (ちくま新書 1760)
- 筑摩書房 (2023年11月9日発売)
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感想 : 8件
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- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480075901
作品紹介・あらすじ
イエ、家族、夫婦、Home・・・・・・。様々な呼び方をされるそれらをめぐる錯綜する議論を追うことで、これまで語られなかった近代日本の一面に光をあてる。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:B1/7/1760/K
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出版社(筑摩書房)ページ
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480075901/
内容・目次
「朝日新聞」書評 20240203
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15854898.html
評・有田哲文(本社文化部記者) -
福沢諭吉は一夫一婦制を推奨、皇室にも影響を及ぼした。
個人的には、日本の上流階級の間で一般的だった側室が廃れた背景が分かったのが本書から得た最大の収穫。天皇制は側室によって支えられてきた(キリスト教を信仰する欧州の王は、正妻以外の女性の子供に跡を継がせることが不可能)。側室を廃止してしまったことが、現在の跡継ぎ問題の最大の原因。 -
【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/569759
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