倫理学原論 ――直感的善悪と学問の憂鬱なすれちがい (ちくま新書 1780)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480076090

作品紹介・あらすじ

直感的な善悪の方が哲学的倫理学より正しいのではないか。倫理学を根底から問い直し、学問としての倫理学が真に目指すべきものと倫理学的観点の面白さを伝える。

感想・レビュー・書評

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  • 倫理学をひと通り学んだ人が、さらに様々な学究的切り口を考える手引きとなる一冊。倫理学の真の主題は、宗教・政治・経済・法律という4タイプの言説以前の純粋倫理(習慣やマナー)に基づく言語表現を用いた事態解明である、との著者意見を踏まえて読み進めるために、第四章結論とあとがきを先に読むことをお勧めする。

  • 何を主張しようとしているのか、最後まで分かりませんでした。

  • 東2法経図・6F開架:B1/7/1780/K

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著者プロフィール

船木 亨(ふなき・とおる):1952年東京都生まれ。東京大博士(文学)。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学専攻)博士課程修了。専修大学名誉教授。専攻はフランス現代哲学。著書に『現代思想講義』『現代思想史入門』『死の病いと生の哲学』『メルロ=ポンティ入門』(以上、ちくま新書)、『進化論の5つの謎』(ちくまプリマー新書)、『ドゥルーズ』(清水書院)、『〈見ること〉の哲学』『差異とは何か』(世界思想社)、『いかにして思考するべきか?』『いかにして個となるべきか?』(以上、勁草書房)など。

「2024年 『倫理学原論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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