群集の中の芸術家 (ちくま学芸文庫 ア 14-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480085184

感想・レビュー・書評

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  • 2007年04月12日
    春休み中に図書館で借り、やっとのことで期日までに読み終えた本。
     視覚的な芸術作品、例えば絵画、を言葉で解説したり分析したり、その造形的特質を述べることは容易ではありません。しかし、言葉を用いた芸術作品、例えば詩、を言葉で解説したり分析することもいかに難しいかがわかりました。以前は、言語という同等の道具を使っているのだから、絵画対言葉より詩対言葉の方が簡単であろう、と思っていましたが、確かに絵画を絵画で語ろうとする試みは無謀ではないまでも、極めて困難な作業であろうと推測する。
     所々全く理解できない箇所がありましたが、それは今後の課題として受け止めようと思いました。

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著者プロフィール

1932年東京生まれ。東京大学文学部卒。上智大学教授、フランス文学。主著に『群衆の中の芸術家』『絵画が偉大であった時代』『若いヨーロッパ』。主訳書『ボードレール全集』(全六巻)。

「2011年 『ミツ バルテュスによる四十枚の絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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