- Amazon.co.jp ・本 (515ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480086198
作品紹介・あらすじ
文豪ゲーテは多くの貌をもつ。その文業とともに、終生情熱を傾けたのが、植物学・動物学・地質学・解剖学・気象学などに及ぶ広汎な自然研究であった。とりわけ形態学と色彩論はその白眉と言うべく、シュタイナーらの再評価を経て、現代的関心もきわめて高い。分析と還元を旨とする近代科学の方法に対して、綜合と全体化を目指すゲーテの理念の背景には、汎知学‐ヘルメス学の伝統が控えている。『色彩論』の精髄たる「教示編」に加え、「科学方法論」を併載し、ゲーテ自然思想へのチチェローネとなす。
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/738313詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲーテの科学の本。ニュートンの考えと真逆のもう一つの科学。とても貴重な翻訳
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なるほど、分からん
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1810年に出した著書。教示篇(色彩に関する己の基礎理論)・論争篇(ニュートンの色彩論を批判)・歴史篇(古代ギリシアから18世紀後半までの色彩論の歴史)の三部構成だが,本書では教示篇のみ収録。
自然の観察に基づく思弁を主としており,今でいう心理学的な姿勢と言えるだろう。色彩科学の祖として,ゲーテの名がニュートンと共に挙げられるもの納得である。 -
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飛ばし読みしつつ、読んだ。内容はうまく理解していないが、またいつか挑戦してみたいと思う。