美学の逆説 (ちくま学芸文庫 タ 17-3)

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  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480087959

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  • 15 訳語としての美学
    34 フランスでは画家の絵の具の処理を料理と呼ぶことがある
    バルト
    42 リオタール
    46 ポール・クラウザー
    63
    73 デュルケーム
    75 集合表象
    94 ブルデュー
    125 サルトル
    133 美学の体系的位置 規範学
    147 美学と記号論
    150
    178 ベルクソン
    216 ルソーからベルクソン
    217
    252
    274

  • 美学という意味条件を様々な角度から紹介考察している.
    カント,デュルケムの社会学,パースのイコン,ベルグソン,構造主義,美術批評、比較芸術学と美術館,そしてまたカントに戻る.わかりにくいところも多々あり,美学の定義の難しさを感じた.

  • ずいぶん前に読んだ本の文庫化。

  • それぞれ独立した論考9篇からなる文庫。
    I.味覚の不幸
    II.崇高と芸術:カント『判断力批判』に即して
    III.芸術の社会学的考察
    IV.美的距離の現象学
    V.記号論としての美学:パースにおけるイコン論の成立と展開
    VI.直観と表現:ベルクソン美学の構造
    結び.イマージュと観念との戯れ

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著者プロフィール

谷川 渥(たにがわ・あつし):美学者、批評家、文学博士。東京大学大学院美学芸術学専攻博士課程修了。國學院大學文学部教授、杭州師範大学客座教授、京都精華大学客員教授などを歴任。日本近代芸術史の諸問題を踏まえながら、マニエリスム・バロックからモダニズム・現代美術にいたる広範な領域を視野に収め、多様な〈美的表象〉を渉猟し、美学と批評を架橋する。著書に『形象と時間』『美学の逆説』『シュルレアリスムのアメリカ』『鏡と皮膚』『図説だまし絵』『肉体の迷宮』『幻想の花園』『ローマの眠り』など多数。

「2023年 『三島由紀夫 薔薇のバロキスム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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