宇宙をかき乱すべきか 下: ダイソン自伝 (ちくま学芸文庫 タ 25-2)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480089618

作品紹介・あらすじ

相対性理論と量子力学を量子電気力学的に統合した数式「ダイソン方程式」を24歳で発表し、その後物質の安定性、相転移、重力理論等純粋物理研究の他、地球外知的文明、原子炉設計、核軍縮問題等広汎な分野で研究を続けている知性の巨人による自伝。科学のみならず、哲学、芸術、宗教等への深い造詣に裏打ちされた言葉は、科学・技術のあり方、ヒトという種の未来について叡智に満ち溢れている。宇宙論的視野に立ち、遠大な未来展望を与えてくれる本書は、基礎的な科学教養書の名著として名高い。下巻は、科学者の社会的良心、地球外生物の探索、宇宙空間の利用、心と思考の考察などのエピソードを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 戦争への対峙につき、凡人より合理的思考の持ち主であろう物理学者の理想と現実が如実に表れているようで、何だか落ち着かない。
    物理等のことはさておき、昨今の日本を取り巻く国際情勢への向き合い方を考えさせてくれる本であります。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)8
    地球科学
    二十世紀を代表する知的巨人の自叙伝。宇宙論。技術論。

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