風景画論 (ちくま学芸文庫 ク 9-2)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480090379

作品紹介・あらすじ

神話や象徴の世界の表現から現実の表現へ。背景を描く際の便利なシンボルとしての風景は、ファン・エイク、ベリーニ、ボス、レオナルド、ロラン、クールベらを経て、光を描こうとした画家ターナーにより絵画の中心的なテーマへと引き上げられてゆく。中世末期から現代にいたるまでの画家たちの心象と製作意図を読み解き、風景画の変遷をたどる。西洋美術史の碩学がさまざまな画家や作品を縦横に語りつくし、西洋美術の奥底に潜む、信仰心、欲望、想像力を浮き彫りにした名著。

感想・レビュー・書評

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  • 今後生き残れるか分からない感の強い風景画だけど、やっぱり西洋の自然観は根強いんだろうな。近代になるほど自然が未知数になって、それは過去の価値観からしたらかなり恐怖なんだろう。

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