名指導書で読む 筑摩書房 なつかしの高校国語 (ちくま学芸文庫)

制作 : 筑摩書房編集部 
  • 筑摩書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (775ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480093783

作品紹介・あらすじ

赤・青・黄色の表紙で親しまれてきた、筑摩書房の高校国語教科書と、現場の先生たちが授業の準備に愛用した、あの幻の指導書が文庫で復活!「こころ」「舞姫」「無常ということ」「永訣の朝」など、教科書で読んだ不朽の名作と、木下順二、臼井吉見、益田勝実をはじめ、時代を代表する知識人たちが編纂した指導書より、珠玉の解説を織り合わせた傑作選。さらに谷川俊太郎本人による、自作の詩の解説なども収録。

感想・レビュー・書評

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  • 新しい学習指導要領で学校の国語から文学が消滅するということが話題になっている。全くなくなるわけではないが、文学国語と論理国語という科目ができて、多くの学校で文学国語は選択科目になる可能性があるという。筑摩の教科書はあらためて読み返してみると、実に内容が豊かであったことがわかる。文学を知るためのアンソロジーとしても優れている。

  • 筑摩書房の教科書に掲載の小説、随筆、評論、詞歌集。

    山月記 by 中島敦(#英語 は Moon over a Mountain Chronicle) が読みたくて手にするも他作品もよい!

    柳田国男「清光館哀史」も味わい深い。
    #英語 では Seikokan Aishi (The Tragic History of Seikokan)
    「浜の月夜」と、その6年後に発表された「清光館哀史」を一緒に読めるのがいい。

  •  高校時代を思い出して面白かった。
    解説のポイントが面白い。この説明があれば先生は楽だな。

  • 読んだのは

    羅生門ー久しぶりに読んで、改めて良かった。

    無常ということーp570の解説がよかった。山口さんのオススメ

    これ以外の作品は読んでいない。

    解説か加えられているのが特徴。
    でも、ちょっとボリュームが多い

  • 高校国語の指導書,教師用の虎の巻の公開との由.40数年前,教師はこのような解説をしてくれたのかな.成績も悪く,大嫌いだった現代国語.でも取り上げられている教材はなかなか面白かった.太宰治の「富岳百景」が良かった.

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