卵のように軽やかに: サティによるサティ (ちくま学芸文庫 サ 32-1)

  • 筑摩書房
4.09
  • (5)
  • (3)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 163
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480096340

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とにかくエリックサティが好きなのでサティの偏屈な感じを堪能できてよかった。
    文庫本なのでいつも持ち運んで読み終えました。サティはツイッターでいつも炎上してそうなところも好きだな〜

  • [本]のメルマガ vol.575 | [本]のメルマガバックナンバー
    http://back.honmaga.net/?eid=979196

    孤高のピアニスト高橋悠治が70年代に残した、サティ演奏史に燦然と輝く名録音を新装版で。『エリック・サティ ピアノ作品集』9/21発売! | 高橋悠治 | 日本コロムビアオフィシャルサイト
    https://columbia.jp/artist-info/takahashiyuji/info/50519.html

    筑摩書房 卵のように軽やかに ─サティによるサティ / エリック・サティ 著, 岩佐 鉄男 著, 秋山 邦晴 著
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480096340/

  • サティに関しては、作曲家だったという知識くらいしかなく、知人に薦められてよんだが、意外に(失礼!)面白かった。音楽的背景がわからないので、そこに興味・理解があればもっと楽しめたと思う。詩・戯曲から成る後半は、皮肉なユーモアが感じられて読みやすかった。随所に見られるイラストもサティが描いたもので、これが上手でしかもかわいい。全体を通して考える人だったんだなーという印象が深かった。

  •  サティのエッセイ集とでも言うべきか、位置づけに困る本です。内容的には、1-3章が雑誌に連載された音楽などの評論や自由なメモ、4章が音楽作品に添えられた詩、5章は自作の戯曲となっていますが、これを読んで「サティのことがいっそう理解できた」という人がいたら、ぼくはその人のスリッパの跡に口づけします。

     いったい、このサティという人はなにを考えて、なにを見つめ、なにを描こうとしたのか。この本を読んで解決するどころか、それはますます混迷に陥るばかりです。
     そのユーモアと知性がもたらす不思議な笑いに浸るもよし、音楽評論をつうじてサティの思想を取り出そうとするのもよし、ところどころに添えられたイラストを楽しむもよし、何度でも読みたい本です。

  • 原書名:Léger comme un œuf
    最後から二番目の思想
    健忘症患者の回想録
    哺乳類の手帖
    サティ詩抄
    メドゥーサの罠

    著者:エリック・サティ(Satie, Erik Alfred Leslie, 1866-1925、フランス、作曲家)
    篇訳:秋山邦晴(1929-1996、東京都、音楽評論家)、岩佐鉄男(1949-、東京都、芸術学者)
    エッセイ:高橋アキ(1944-、鎌倉市、ピアニスト)

  • これで皮肉について学ぼう
    フランスが
    一流国だった時代の皮肉・楷謔は
    いまの体たらくとは
    ひと味違う

全6件中 1 - 6件を表示

エリック・サティの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×