増補ハーバーマス――コミュニケーション的行為 (ちくま学芸文庫)

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  • 筑摩書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480098535

感想・レビュー・書評

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  • ハーバーマスのこれまでの活動と主著を時系列的に分かりやすく概説した好著。
    時代背景や論敵の経歴など、日本人読者が知っておきたい事柄も簡潔に述べてあり、ありがたい。
    巻末には略年譜や主要著作ダイジェスト、キーワード解説、読者案内のほか索引まで付属しており、まるでハーバーマス研究のゼミに参加したかのような充実した読後感を得られる。
    例えば、間主観性、後期資本主義、コミュニケーション的行為、生活世界の植民地化、討議倫理学、普遍的語用論…などのハーバーマス用語を知らない、知りたい人たちに是非ともおすすめできる。

  • ハーバマスの解説である。ドイツの新聞にエイプリルフールでハーバマスが小説を書くというニュースに中岡が騙されて、授業でその話を紹介した、というところが一番と面白い。

  • 2018年4月3日(火)に清風堂書店で購入。

  • 東2法経図・6F開架 361.234A/N42h//K

  • 361.234||N15||Ma=1e

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著者プロフィール

1950(昭和25)年山口県生まれ。京都大学哲学科で学んだのち、大阪大学大学院教授などを歴任し、現在は郷里の岩国市に住む。市民とともに学ぶ「中之島哲学広場」、がん患者・家族との哲学対話(おんころカフェ)にかかわるほか、英語による哲学カフェで進行役を務める。

「2021年 『哲学対話と教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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