落語美学 (ちくま文庫 え 13-2)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480422620

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  • 覚えておきたい話

    ・八代目三笑亭可楽の逸話
    「あたしはういを一つ、ええ生地のままで」といって注文したスコッチをぐいと一と口~(略)

    ・川崎演芸場
    昭和27年開場、10周年を前に無くなった川崎演芸場。寄席をひとりで切り盛りしていた支配人・田中老人は、近くのデパートの時報サイレンを聞くたびに、「ああ、いまヒザ代りがあがるところかな」などといまも思い出す。

    ・虚子の句
    毎年よ彼岸の入りの寒いのは

  • 落語への招待
    落語哲学
    裸の江戸っ子
    芸の人びと
    落語断片
    落語・連想
    新作 人情噺
    解説  『楷書の人』色川武大
    解説 江國さんの青春の書 布目英一
    (目次より)

  • H.20.12.4.HBF.393

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著者プロフィール

江國滋
一九三四年東京生まれ。演芸評論家、エッセイスト、俳人。慶應義塾大学法学部卒業。新潮社勤務を経て、独立。六一年に『落語手帖』を刊行し、以後、随筆、紀行、評論の分野で活躍する。九七年没。主な著書に『日本語八ツ当り』『俳句とあそぶ法』『落語美学』『旅はパレット』『スペイン絵日記』。句集に『神の御意――滋酔郎句集』『癌め』など。

「2023年 『俳句とあそぶ法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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