- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480425119
感想・レビュー・書評
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正直読み辛いのだが、歯切れ良くかつ絢爛たる文章に陶酔させられる。高野聖、天守物語、歌行灯といった鏡花を代表する短編が収録されているので、鏡花の入門編にお勧め。
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金沢のしっとりと湿った、海は冷たく、柔らかな雪の降る土地で、
美しいものの中に生きた人の匂いがする本。
同じ土地に生まれ育ったからか、
その美の表現にすごく共感を覚える。
泉鏡花の文章を、その空気を、町並みを、当時の人々を、
肌で感じられる気がする。
特に雛では、モノについて語っていても、
そのモノが存在する少し暗い日本の家屋だとか、
残っている町並みだとか、
住んでいる人の感じ方、考え方、しきたりだとか。
それが感じられて、急にふるさとが懐かしくなった。 -
独特な雰囲気
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2008.8
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いろいろ入ってる
授業で -
金沢にいくのがきっかけでよんでみることにした本。
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あなむずかし。
高野聖、近いうちに再挑戦します…。