新版 タイムトラベルの哲学 (ちくま文庫 あ 42-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480427823

感想・レビュー・書評

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  • タイムトラベルについての話を軸として語られる時間論で、普段の感覚のままでは捉えられない領域に思考を誘ってくれるのが面白い。
    多少言葉遊びに議題をすり替えて議論が誤魔化されていると感じる部分があったのが気になったが、私が哲学書を読み慣れていないせいもあるのかも知れない。

  • 1975年生まれの若き哲学者・青山拓央の著書。アキレスと亀のパラドックスについての斬新な洞察を提示しています。本書の中心部分は学部の卒業論文であり、そのみずみずしい思索に驚かされます。

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著者プロフィール

1975年生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科単位取得。専攻は哲学(慶應義塾大学より博士号授与)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。主な著書に『時間と自由意志』(筑摩書房)、『幸福はなぜ哲学の問題になるのか』(太田出版)、『心にとって時間とは何か』(講談社現代新書)、『分析哲学講義』(ちくま新書)などがある。

「2023年 『〈私〉の哲学 をアップデートする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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