- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480429087
作品紹介・あらすじ
何度読んでも新鮮で、新しい発見がある「赤毛のアン」。アンを大好きな高柳さんが、アンの部屋の様子やグリーン・ゲイブルスの樹木や花のこと、日曜学校のピクニック、初めてのお茶会のメニュー、アンが散歩したアヴァンリーの地図などを絵と文章で紹介。新しく書下ろしを加えた、ファンタジーな魅力満載の可愛らしい本。「赤毛のアン」の世界を夢見るあなたへの贈り物。
感想・レビュー・書評
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赤毛のアン、参考書。
イラストもあって、分かり易い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『赤毛のアン』を中心に、モンゴメリ作品の魅力を語り尽くす。かわいいイラストと、引用と、筆者自身の思い入れエピソードたっぷり。
研究とか考察とかいったものではなく、ファン目線の本です。
それだけに、私なんてアンファンレベルは三級…"たしなむ程度"でありながらも、「だよねだよね、いいよね~、わかるわかる…!」と共感・同調でき、それによるアン愛増幅効果もあり、ファン快楽(のひとつの形)を存分に味わうことができた。
ファン的な意味での「好き」という気持ちを、こんな本にするという形で昇華できるって、簡単そうに見えて難しいというか、ガッツが要るよなあと思う。まあこの本の場合はプロの仕事なんだから、作るとなったら当たり前のことかもしれないが、改めて、趣味が高じてファンサイトとか作る人ってすごいなあ…僕にはとてもできない…と思ったガッツがない私でした。 -
イラスト入りのエッセイ。赤毛のアン愛、というよりは訳者の村岡花子さん愛にあふれていました。でも、私も村岡さん訳の赤毛のアンが一番だと思ってます。