謎の部屋: 謎のギャラリー (ちくま文庫 き 24-5)

著者 :
制作 : 北村 薫 
  • 筑摩書房
2.92
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本棚登録 : 88
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480429612

作品紹介・あらすじ

読者を驚かせ、喜ばせるのが大好きな、読み巧者の北村薫さん。人生に満ち満ちている不可解な謎、ユーモラスな謎が一堂に会したミステリアスな世界にご案内いたします。配列の妙味にもご注目下さい。全17編。付録に北村薫・宮部みゆき対談。

感想・レビュー・書評

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  • 気軽な気持ちで読み始めたが、どうしてどうして読み応えのある作品、難解な作品もあり通勤電車のお供というには少々しんどかった。

    北村さんも編集するにあたって少し凝り過ぎたのでは。

  • 小説

  • 和訳も含め、20の短編アンソロジー。
    さすが北村さん、日常の謎から不可解故に謎を解きたくなるものまで、短篇といえども、腰を据えて読んだ方がいい作品達ばかりでした。
    なんとなくですが、アイデンティティーの不確かさというか、安部公房さんの本を読んでいるような、昭和の文学の香りもしました。

  • 14.6.8

  • 不思議な話、ミステリ、など17編の短編集。短編なのだけど字数が多いので気楽に読んだら大変だった。短い話、長い話が入り乱れるので疲れることはなく、話も面白かった。

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著者プロフィール

宇野千代
明治三十年(一八九七)、山口県に生まれ岩国高等女学校卒業後、単身上京。自活のため、記者、筆耕、店員など職を転々とし、芥川龍之介はじめ多くの作家に出会い、文学の道へ。昭和三十二年(一九五七)『おはん』により女流文学者賞、野間文芸賞。四十七年、芸術院賞受賞。平成二年(一九九〇)文化功労者に選ばれた。八年(一九九六)死去。ほかの主な著書に、『色ざんげ』『生きて行く私』『宇野千代全集』(全十二巻)など。

「2023年 『九十歳、イキのいい毎日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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